だれでも多かれ少なかれそうでしょうし、またそうでないとやっていけない部分はありますが
それらに引き比べてもわたしは結構なナルシス君です。自分大好き。
ですがそれは、容姿や性格を愛するものではありません。
容姿は中の下、声やしゃべりかたも振る舞いもけして女性として好感のもてるソレではなし、
性格に至っては浮き沈みの激しい怠惰なワガママ娘でハッキリ言ってめんどくせえ。
んじゃ何を持って自分ラブなのかと言うと、自分の書いたものが大好きなのです。
はい痛いですね~。激痛ですね~。
自分で書いたものを読み返すのが好きなのです。
テンポとリズム感、簡単な言い回しと洒落た小難しい単語とを織り交ぜた、
書いたときはそれが最良と思えるハーモニー。
人の書いた文章も好きですが、やはり自分の感性には自分の書いたものが一番しっくり来るのです。
読めば読むほど味が出る。
ものすっご手前味噌でアレですが。
ですが、この「最良」期間は長く続きません。
時間が経つほどに両手で顔を覆いたくなるほど恥ずかしい遺物に成り下がります。
書いた直後はホクホク顔で数日間は高揚感も持続しますが、
どんどんこっぱずかしい代物になっていきます。
記録と記憶のためにいろんなところで書き散らかした過去記事は極力保存しておくようにしていますが、読み返すのは時間が経つほど正直キツイ。
ちょっと焼き直して再掲載ってときは、ほとんど全部書き直してます。
自分の書いたものが好きと言う究極ナルシーなわたくしは、
自分を愛し続けるために日々新たなモノを書き続けねばならず。
ナルシス君の苦悩です。
自分大好きエピソード