
まずはこちらをお読みいただきたい。
さて、件の「ミノタウロス~」と最近流行の「進撃の巨人」に共通する部分がある。
休載続きだがひっそり人気を保っている「HUNTER×HUNTER」にも、「蟻編」のとき同様の記述があった。
それは「人間が食われるものである」という世界観と絵。
「ミノタウロス~」は大人向けだったからまだしも、「進撃~」と「HUNTER~」に関しては思いっきりど真ん中の少年漫画だ。
そんな衝撃的な絵面だいじょうぶなのか?と余計なお世話ながら思ってしまう。
わたしはなんでも好き嫌いせず読むが、たとえば「進撃~」なんかは食事中にはあんまり読みたくない。
ヒトを食ってるシーンを見ながら豚とか牛を食うってのもどこまで悪趣味なのって話で。生理的に嫌だ。
怖い漫画を読めば夢にも見るし、暮らしのあちこちで漫画で見たシーンがフラッシュバックすることも多い。
よく言えば想像力豊か、悪く言えば影響受けすぎ、なのかもしれないが。
漫画だから、と思って割り切ってるせいなのか、単に耐性がついて現実と創作の線引きが上手になったのか定かでないが、そういった表現を子供たちが受け容れ、大人たちもなんとも思わない、という現状がわたしにはいささか不思議でならない。
R15指定とかの存在を見れば多少は気にしているように見えるが、実際のところボーダーラインは静かに確実に押し下げられ、そして多くの人はそれに気づいていない、気がする。
無感覚は想像力の欠如。
刺身を見て魚の痛みを想像するほど繊細である必要はないが、自分の痛み以外すべてのことに想像力を発揮することができない、やり方がわからない、人はたぶん増えている。
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