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言わない聞かないしゃべらない~コミュニケーションはどこまで必要か

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現在の職場に不満はいまのところない。

パートさん同士はかれこれ7カ月生き残ってきているメンツ、どなたも仕事ができて最低限以上のコミュニケーション能力も持っていて、お互いの関係性も非常に良好だ。

ほどほどの距離間で他愛もない話をしつつ、過酷な労働環境下でも笑いが絶えない。

際立って面白い人がいるってほどでもないが、みんな善悪で分ければ善寄り。

比較的年齢層が近いこともあり、いろんな意味でなかなか優秀。

ゆえにたいへんアットホーム、フレンドリーな環境で快適に働かせてもらっている。

 

いっぽう雇い主側となる会社そのものの社員さんたちは、フレンドリーとは程遠い。

 

直接の上司となる監督係の社員さん(以後結構出てくると思うので仮にBさんとしておこう)とはもう付き合いも長くなってきたのでそこそこ円滑なコミュニケーションは取れるようになっているが、その先がどうにも風通しが悪い。

 

 

 Bさんの話

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職種柄不特定多数の知らない人が完全防備で出入りする環境のため、入ってきた人が誰なのかまったくわからないこともよくある。

挨拶もろくに返ってこない、どころか、名前を聞かれたことも、名乗られたことすらほとんどない。

そりゃ単なる駒であるパートさんにいちいち名乗ったりは必要ないのかもしれないが、なんだろう、名前という記号なしでどうやって仕事をスムーズに進められるのかな、と単純に不思議に思う。

質問したり指示したりってのはどうしても発生するものだから、そのときに記号はあったほうが便利じゃんか。

 

そういう意味合いではなくても、普通に社会人としてオトナとして、初対面でかつ以降継続的に顔を合わせることが確定しているなら、最低限の礼儀作法というか当たり前の流れで挨拶と名乗りくらいはあってしかるべきではないのか。

 

 

もっとも、現在の会社は面接時にすでにその兆候はあった。

わたしはBさんが面接を担当してくれたのだが、その際にも過去の経歴や人柄にいっさい興味がないといった趣だった。

 

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迅速で的確、ではあるが、なんか味気ないというか物足りない印象はあった。

でもそれが会社のカラーなんだろうと解釈していたのだが。

 

 

実際7カ月勤めてみると、なるほどそういう感じの人の集合体なんだということが理解できてきた。

つまり、無駄なことは言わない、聞かない、しゃべらない。

仕事に必要なことだけを粛々とこなし、詮索しない、解放しない、慣れ合わない。

「仕事」というのは「利益を追求する集合体」なので、ある意味効率的と言えなくもないし、基本理念はそれでいいと思う。

けして否定するスタンスではない。

ないんだけど。

 

 

たとえば現場でハサミが10個欲しいって話になるとするじゃん。

それをBさんに伝える。パートさん同士とBさんの間にはある程度のコミュニケーションに則って信頼関係がそこそこできているので、ここまでは問題なく進む。

ところがここから先がまるで不透明。

Bさんで話が止まってるのかと再三催促をするも「上から許可が出ない」「上で止まってる」。

2週間くらい経ってぽつんと1個だけピンセットが補充されてきたりする。

なんで1個?てかなんでピンセットだよ?ハサミの代役にすらなれないよ?

 

 

少数精鋭の効率厨たちが集まっているはずの会社なのに、部分的にいまいち動きが鈍い。

頼んでもいない大量の物資が届いて作業スペースを占領したり、数日行ってないうちに新しい装置や方式が採用されてやり方がものすごい変わっていたりもする。

研究の側面もあるのは承知しているので朝令暮改は受け入れているが、そういう状況でいちばん大切なのってまさにコミュニケーションじゃんか。

なにを目的としてどこがどう変わったのか、それによってどうしていきたいか。

わたしがあまりにも毎度しつこくBさんに訊くので、近頃は変更点などを彼のほうからみんなに詳しく話してくれるようになり、そこは風通しそこそこよくなってきたからいいんだけどさ。

そっから上の人たちとは、風通し云々以前にいまだ名乗り合う機会すら得られていないためまったく不透明で、結果Bさんが全部抱え込んでしまう事態になりかねず。

そうなるとBさんをパートみんなで責め立てるのもなにやら申し訳ない気持ちになる。

おもしろいくらい現場と事務の間の風通しが悪い典型。

 

一度わたしの給料計算が間違っていたことがあり、直接の原因はわたしの記載ミスだったんだが、明細が事務方から送られてきたためそこに返信してその旨を伝えたことがあった。

それに対する返信は「Bに話してください」とにべもなく。

けして社会人として無礼な文面ではなかったが、わたしはそのあまりの態度に腹が立った。

申し訳ございませんとかお手数おかけいたしますとか、なんか一言あってもいいだろ。

その短い最低限のメールは「こっちに責任ないから知らねーよ、そっちで解決しな」と如実に丸投げを物語っていた。

よっぽど事務棟に乗り込んでいって文句言ってやろうと思ったが、Bさんから謝罪を受けしぶしぶ矛を収めた形になった。

っていうかあなたに怒ってるんじゃないのよってかえって申し訳ない気持ちにすらなった。

 

コミュニケーション自体について言うと、「特別視されるものではないけどある程度は必要で重要」だと個人的には考えている。

それは今の職場に移ってほんとうに実感してるけど、どんな職場でも。

店だろうが工場だろうが事務だろうが在宅だろうが、結局完全に自分一人で完結する場合を除けば、どうしたって他人との意思疎通の必要は発生してしまう。

その際にいかに迅速に的確にかつ円滑に意を伝え意を汲み取れるかってのは、よほど伝達能力や聞き取り能力が高い人は別として、結局普段からどの程度の意思疎通がはかれているかによる。

そして普段から意思疎通をはかっておくには、やっぱり他愛もないコミュニケーションは取っておくほうがいい、という結論になるわけで。

というか「取っておいて損はない」。

まあそれはコミュニケーションが苦でないわたしだから気軽に言えることで、得意でない人にとっては地味に負担になるのかもしれない。

 

 

以前某大の偉い教授先生が勤務時間中に工場に来たことがあり。

誰なんだろうと気になって「先生なんですか?」と尋ねると(この質問もたいがいアホだが)とても気さくに名乗ってくださり、こちらの名前もたずねてくださった。

その後も少し話をしたが、まったく気取ることも偉ぶることもなく、たいへん円滑なコミュニケーションが取れた。

さすがきちんとしたオトナだなぁ、なんてそんな当たり前のことに感心してしまう自分がなんだか滑稽に思えてきた。

いやいや普通だろ。危ないな、当たり前でないことを当たり前と思って長い時間過ごすと、常識のレベルが変わってきちゃうんだな。

 

その時の会話を別の社員さんが聞いていたようで、あとになって

「敬語を使っていないことがハラハラした」

みたいな意味のことを言われた。

当の先生がどう思っていたかはさておき、自分じゃ全然意識してなかったけど傍で聞いているとそういう感じなのか、とちょっと驚いた。

それでも気を使ってたほうなんだけどなー。

 

 

この話はまたいずれ別に書くが、その彼女の言葉には「いい大人なんだからTPO考えてちゃんと敬語使えよ」みたいな、若干非難するニュアンスが含まれており、わたしはそういうとこ無駄に敏感なので、「これらかも使わねーよ。つか敬語そんな大事?マジで?」みたいな、少し棘の生えた言葉を返した。

つーかそんないらんこと気にするくらいならもっと社内でコミュニケーション取ってくれよ、と普通に思った。

 

言わない聞かないしゃべらない。

それでも仕事に支障がないならおおいに結構だが、結果的にコミュニケーション不足で二度手間三度手間になるくらいなら、わたしはごめんだ。

これからも言うし聞くししゃべりまくる。

どうでもいいことをしゃべりまくり、何度聞いても覚えないようなことをたずねまくる。

効率とは程遠いけど、わたしはそうやって生きてきたし、これからもそうやって生きていくんだなぁ。

 

そんなわたしをいまのところ受け容れてくれているパート仲間とBさんには、ほんとありがたく思っとる昨今です。

 

 

こないだパート仲間のひとりに「〇〇さんって朝飯食う人?」って質問したら

 

「その質問3回目です」

 

さすがにちょっと反省したさ。

でももはや面白いから次会ったらまた聞こ。今度はネタとして。

 

 

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つか今日の記事めちゃくちゃコミュニケーションって単語出てきたな。

 

 

職場のコミュニケーションの話

 

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