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立場や肩書で態度って変わるもの?~ヒトは一律でヒト

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学生時代はわりといろんなアルバイトをした。

なかでも長くやったのはマクドナルド。高校1年から店舗を変えながらだが大学卒業まで勤め上げた。

オープンもクローズもできないへっぽこMGRだったが、店長代理のネームプレートをつけさせてもらっていた。

 

そのころ、何で知ったかもうネタ元は忘れたが、どこぞの店舗にマライア・キャリーが訪れて、朝メニューしかない時間帯にどうしてもチーズバーガーが食べたいとねだられて提供した、という話を知った。

 

当時のマライアは文字通り今をときめく世界の歌姫。その話もどちらかというと自慢話というか、こんなスゴイ人が来てこんなサービスをしたのよ、みたいなニュアンスで取り上げられていたように記憶している。

だがわたしはその話を聞いたか読んだかしたときの感情は、不可解と嫌悪感だった。

 

もう20年以上まえの話なので今がどうかは知らないが、当時マクドナルドは朝メニューの時間帯は通常メニューの提供はいっさいしていなかった。

10時になるとターンオーバーと呼ばれる朝昼メニューの入れ替え作業が店頭でも厨房でも行われる。朝は朝のメニュー用の器材や道具が並んでいるので、そのままでは昼のメニューは作れない。

物理的にどうこうではなく、そういうルールだからできないのだ。

 

いくら世界の歌姫だからって、そんなワガママがまかりとおるのはおかしくない?

って普通に思った。

大統領だからって法を冒していいわけじゃないだろ。きまりごとってのは、立場や肩書関係なく守るべきものだからこそきまりごととしての意味があるのであって、エライ人や有名人ならそれが免除されるわけじゃないだろ。

 

チーズバーガーを食べたいと言ったマライアを責めるつもりはない。

どちらかと言うと、無理を承知で「マライアなんだからそんくらいしてくれよ」ってねじこんだスタッフ側に問題がある。

もっと言うと、それを甘受した店側の対応が個人的にはまるで納得がいかない。

ダメだろ、特別扱いしちゃ。客は一律で客だろ。

 

こういう思考が「融通が利かない」のだと、自分でもよくわかる。

たとえば常連さんが来たらジュースの一杯くらいごちそうしてあげたいし、いつも来てくれるがんばってる貧乏な若者にはそっと目配せチャーシューをいつもおまけに2、3枚してあげたい(Byきよし)。

でもその感じと、立場や肩書に従ってルールを破るのってなんかちょっと違う気がしてさ。

 

ちょうどそんな話を聞いたころに、わたしはとある夢を見た。

夢の中では誰か知らないえらそうなお客さんが、わたしに「ハンバーガーのバンズ(パン)と肉だけをバラで売ってほしい」と頼んできた。

わたしは「調理したものが商品なので、調理前のものは売れません」とお断りした。

客はなかば脅すような口調で黙っていればわからないからと食い下がる。

わたしは頑なに断る。

とうとう客は「口止め料としてン百万君に払うから。キミからバラで買ったって絶対誰にも言わない、ちゃんと調理したものを買ったって言うから」とまで言ってきた。

それでもわたしは「申し訳ありませんが無理です」と断り続けていた。

 

 

目が覚めてからしばらく悩んだ。実はいまでも悩んでいる。

その対応が正解だったのかどうか。

 

 

格別法を遵守しなければとか思ってるわけでもないし、正義感だって強くない。

だけどなんか、「仕事」となると「きまりごと」を破るのは絶対ご法度って思考なんだよね。自分でも不思議だけど。

 

それと同じくらい持ってる感覚が、先述したが「客は一律で客」。

いやもちろん友達とか、同僚の知り合いとか、手心まったく加えないわけじゃない。

そうじゃなくて、社長だからいい席に通さなきゃとか、お得意さんだからほかの客より丁寧に対応しなきゃとか、そういう意識があまりない。

ないというか極力持ちたくない。

おんなじお金を払ってくれる以上、客は客で同等。それ以上でもそれ以下でもない。

 

 

というかたぶんもっと言うと、基本思想として「ヒトは一律でヒト」って思ってるから、特別扱いとか区別化ができない。

 

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自分が好きな人には特別扱いしてあげたいって、そこは人間だから普通に思うけどさ。

偉い人だから緊張するとか、肩書ある人だから態度変えなきゃとか、そういうのは全然思えない。

 

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なんぼエラくても、酒飲めば普通のオッサンだしオバサンだ。

そんな席でまで肩書ぶらさげて生きなきゃいけないなんて堅苦しいだろ。

むしろ仕事を離れてまで肩書や立場を盾にする人は、それだけ自分自身に魅力も自信もないんだろうな。

 

まあそういうふうに言えるのは、立場や肩書と無縁の環境で生きているからこそ、なんだってこともわかってるけどね。

親父がことさら肩書や権威に弱い性格だったのもあって、そういう部分に対して過剰に頑固になってる自分もよく理解してる。

「社会的にエライからって、なんでペコペコしなきゃいけないのさ!」みたいに。

 

 

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よくお店に来てくれる常連さんが最近「社長」に肩書が変わった。

 

 

「社長って呼んだ方がいい?」と訊くと(この質問自体がもうアレだが!)

 

「いや全然いいよ、むしろやめて」

 

「社長っていうといっぱいいるしね。個人の識別が難しくなるからね」

 

「フィリピンパブ行けばどうせみんな社長だしね」

 

 

 あー、あー、なるほどね。だから殿方はフィリピンパブ好きなのかも!

 

 

 …なんか話がヘンなところに着陸したが。

 

 

相手の肩書や立場を尊重することも時には必要、ってのはある程度オトナになった今では理解できることだけど。

やっぱりいまでも、ヒトは一律でヒト、って感覚は全然抜けない。

 

わたしにとって、態度が変わる相手はただひとり、はむぺむだけ。

あとは大スターでもマフィアのボスでも、みーんな平等なのです。

 

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