ここ数か月は比較的人間らしい暮らしができているが、基本的にはむぺむ激務なので自宅滞在時間は極端に短いのがデフォルト。
なので会話の多くは電話。
都内での仕事も多い。その日の電話は山手線の話題になった。
山手線と言えば新駅の名前の話が記憶に新しいが、今日の話はそれとは関係ない。
山手線って一周どんくらい距離あるのかね、って話。
実際に電車に乗って一周したことはないが、所用時間はだいたい1時間強。
距離は一周34.5キロだそうな。
1キロ15分で歩くと仮定すると9時間くらいで歩ける計算になる。
もちろん実際は線路の上を歩けるわけじゃないからはるかにもっとかかるんだろうけど。
じゃあ、横断はどのくらいでできるのかな?ということで山手線の直径はいくつなのかって話になった。
わたしは数学壊滅的に超苦手でそんな話を振られても正直困る。
地図引っ張り出してきて定規ではかるか、と思ったら、はむぺむがなにやら計算をしはじめた。
はむぺむももともとは理系脳ではないハズなのだが、こういうのしっかり根気強く考えてやる人だ。尊敬するわー。
いやわたしがバカなだけか、うん知ってる。
ひっぱりだしてきた公式は円周率のやつ。
2πr(パイアール)。ああうん、聞いた記憶あるよソレ。
わたしが習ってたころはπ(パイ)=3.14だったからそれで計算してみよう。
2×3.14=6.28
6.28r=34(円周)
r=5.41(半径)
ってことで、直径約10キロ。
まんまるではないので場所によってまちまちなのは当然ですが、新宿ー東京間は10.3キロ。
だいたい実際そんなもんのようです。
子供の頃習ってたアレコレっていったい社会に出て何の役に立つのよ?って思ってたけどさ。
スゴイ!算数って役に立つ!といまさら感激したお話でした。