明けて２日は店長夫妻を招いて自宅で新年会。
店長はこんな人
今回は総勢４名なのでラクショー。
メニューはだいたい忘年会んときと一緒。
そのときに好評だった「いい刺身」を用意したかったんだが、そのいい刺身を仕入れる店がうちあたりに「角上魚類」って鮮魚専門の小売店があってさ。
埼玉に越してきてからずっと、わりと行動範囲に店舗があるので、ちょっといい魚を食いたいなってときにはお世話になってる。
ここが、アホみたいに大人気でさ。
年末年始は混むって知ってはいたんだけど、２日の午前中に近くまで行ったら角上渋滞が起きていた。
ナニコレ。車なんて停めるとこないわ。お店もアメ横くらいの混み合いぶり。
一瞬で心折れて踵を返しちゃったよ。
日本人ってバカみたいに魚好きだよなー。
よそのスーパーで適当な刺身を買ってお茶を濁したが、シビアに落ちるわ。
新年会は普通に楽しく過ごせた。
店長とはむぺむは音楽という共通項もあり、わりと馬が合う。
店長の奥さんがわりとおとなしい虚弱ちゃんと聞いていたが、お話してみると控えめではあるがかなり我のしっかりとした人。
いろんな煩わしいことから身を守るために控えめにする高いスキルを持っている人なんだなという印象だった。
なんかこう、わたしよりよっぽどオトナだわ。
その彼女、絵が好きと事前に店長から聞いていた。
絵の話を振ると少し目の色が輝きだす。ああ、好きなんだなー。
ねだって無理を言って、以前に描いたという仏像の絵をわざわざ自宅まで取りに行くのについていって見せてもらった。
「仏像の絵を描いてる」って聞いた時は「どんな人よ！？」と若干構えてしまったが、聞けば納得「東南アジアとかの文化が好き」なんだそうな。
デザインとして好きってことなんだね。
そしてその絵のうまいことうまいこと…！
売れます。買います。普通に値段つくよ。ハンパなくうまい。
「捨てようと思ってた」っていうけど、買いますって言うのもおかしかったし、くれってのいうのも筋違いだからそのままお返ししたけども、金払って欲しかったくらい。
そして彼女自身も「タダで絵を配るみたいなのは違う」と思っているようで、そこもなんか芸術家っていうか絵描きのプライドみたいなものを感じた。
じゅうぶんすぎるほどそう言えるレベルの作品だったし。
驚いたのが、彼女の絵のとらえかた。
「慣れるまではグリッド線を引いて、その中にどの部位がおさまるか見ながら描くといいですよ」
みたいなことを話していて。
それがすごく数学的なアプローチに感じられて、すごくビックリした。
絵って、なんか芸術的なジャンルだから、感覚と才能で描くものだと勝手にイメージしていたのだけど、そうじゃないんだなーって。
その理屈でいけば、文章とおなじで「描けば描くほどうまくなる」んじゃないか。
センスやアイデアは天性のものだから差はあるけど、ある程度のレベルまでは努力でいけるんじゃないか。
もともと絵は好き。
嫌になるほどヘタクソだし、だから苦肉の策でこんな加工ブログをやってるわけだが。
それでも描けたらいいなってほんとにいつもいつも思ってた。
そろそろPCも買い換えねばならず、それにともなって今年はペンタブを買おうと思っている。
どのみち現在の「マウス（またはポインティングデバイス）で加工」もストレスにはなってたし、ヘタでも描いていればうまくなるんじゃないかという期待をこめて。
というわけで今年の目標は「ペンタブで絵を描いて少しでもうまくなる」。
まだ買ってもいないので皮算用ですが、新しい趣味になってくれるといいな。
いまさっきマウスでペイントを使って描いた。
字すら満足に書けない、コレが現在のレベル。ひどい…
いや、きっと練習すればうまくなる。今年の年末にはコレよりは少しはうまくなってるだろうたぶん！
…飽きっぽいから心配ではあるのだが、たぶんギターよりは楽しめると思う！
