はむぺむは酔っぱらうと無茶振りをしてきます。
なんといってもわたしは悲しいほど凡人なので、
そんなん無理無理!って流しちゃうことがほとんどですが、言ってる裏でひっそりと考えていて、思いついた時は発言します。
ゆうべの無茶振りは「時計で一句詠んで」。
時計…時計ねえ。
「かちこちと 流れるときを 刻む音」なんてどうよ?
意外とお気に召したようで「秀作だよ!」と珍しく誉められました。
下の句は?と問われたのですが、イヤこれで完結ってつもりだったんだけど…。
するとはむぺむは酒漬けの脳で下の句を考え始めました。
「時は止まれど 音は止まらず」
「時に惑わせ 時落ち着かせ」
「胸の鼓動が 越えていく」
「時は流れず そこにあるだけ」
「時は流れず 音だけ響く」
「わたしを縛る わたしの目安」
おぉなんか中二な感じのも混じってるが、おもしろいなー。
せっかくだ、わたしも付け足してみよう。
「針は進めど 心は進まず」
「針は巡れど あなたは来ない」
うーん、いきなり少女漫画みたいになっちゃうなー。
逆に先述の上の句を下の句にして上を付け足すという試みもやってみたかったのですが、もう夜も深更、下の句にアレンジしたあたりでギブアップ。
「流れる時を かちこち刻む」
「かちこち響く 時計のように」
季語を入れてちゃんとしたものとかは不案内のため全然できないけど、言葉を転がして音の中におさめる作業は楽しいです。わりと好き。
テーマを決めてご家族で、お友達と、是非やってみてくださいな。