コンビニでは(コンビニでも!)定期的に無駄遣いをしたがるはむぺむ。
食い物や飲み物をひととおり買い終わった後で、コレも欲しいと差し出してきたものが
「もうダメだ!と思ったら読む本」。
自己啓発系の本には二匹揃ってとんと興味がないが、だからこそ欲しくなったんだろう。
またこんないらないもんを…としぶしぶ受け取りレジへ。
年配の奥様店員さんがレジでバーコードをあてると
ピー。
あ、登録されてないみたいね。
「あらーコレダメね。えーと値段は…本体価格しか書いてないわねー」
「あ、じゃあ税金計算して…」
「いいわよ本体価格でー。560円ねー」
「え、ちょっとまって計算すれば」
「いいわよいいわよ、ハイ560円ねー」
いいのかそれで?
たぶんオーナーの奥様とかなんだろうな、鷹揚で、慌てず騒がずもう彼女は560円と決めてしまったようだ。
10パーの計算なんて簡単なんだから瞬時に価格提示ができればちゃんと払えたろうに、一瞬パニックで完全に流れを向こうに渡してしまった格好になった。
しぶしぶ560円を払いながら内心
「ねえ、いまわたしたちこそがその本読むべきだよ。
いやむしろわたしが読むべきだな…」
結局はむぺむはろくに読まず、わたしはしっかり熟読しました。
内容はいわゆる名言集。
でもその名言のセレクトがなんとも微妙で、そういう意味では面白かったです(←?)。
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