今年も気が付けば24時間テレビの季節だったんだね。
もう夏も終わりだね。
とはいっても、テレビ離れの進む昨今、楽しみに見ている人も減ったんじゃないかね。
「愛は地球を救う」をコンセプトに雑多な出演者達と雑多な企画によって24時間えんえんと放送される、年一回の日テレにとっては大イベント。
24時間テレビと言えば、もはや代名詞となった企画の一つがマラソン。
今年2018年はみやぞんがトライアスロン方式でスイム1.55km、バイク60km、ラン100km走り切った。
歴代のランナーたちを見ると、記憶に残っている人から、エッ、この人も走ってたんだ!と思う人までさまざま。
さて、番組の内容はほとんどがいわゆるお涙頂戴。
視聴者から寄せられるFAXも「感動しました」「勇気をもらいました」
苦手な人は苦手だろう。かくいうわたしもあんまり好きではない。
つーかなんだかんだ言って見てると泣いちゃうからさ(メチャクチャ涙もろい…更年期?聞こえない聞こえない)。
でも、その巨大イベントに大勢の人達が自分の金を割いて捧げる。
これには拍手を送らざるを得ない。
番組のやり方を非難するのは簡単だが、それらの企画によって人生で輝ける時間を持つことができたり、明日からの希望を持てたり、あるいは集まった金でたったひとりのひとでも助かっているのなら、それはすばらしいことだ。
やらない善よりやる偽善。好きな言葉のひとつ。
番組がキライなら見なきゃいいのだ。見ることを強制されてるわけでは決してない。
これをNHKでやってるのなら文句のひとつふたつ言いたくなるかもしれないが、あくまで民放である。
いい企画だ、これからも初心を忘れず続けて欲しい。
だが最後に確認しておきたいことがある。
地球を救うものは何か?
「愛は地球を救う」…否。
「皆様の善意で、こんなにたくさんの募金が集まりました!」
…「善意」をローマ字で書いて、そして読んでみて欲しい。
ZENI。
地球を救うものは、これであるという現実を解っていただけただろうか。