モノへの執着~愛車君とのお別れ

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車購入の各種手続きが終わり、あとは納車を待つのみ、なのですが。

それはイコールで現在の愛車君とのお別れでもあり、そのことを考えるとものすごく胸が痛いです。悲しいです。比喩でなく涙が出ます。

 

もともと結婚からこっちずっと、自分たちの意思で車を買ったことがありませんでした。

車はどっかからめぐってくるもの。いや、車に限らず家具でも家電でも、わりとなんでもそうだったかな。

現在の愛車君ははむぺむのご実家からいただいたものです。かれこれ10年近く乗ったのかな?

 

いろんなところへ連れて行ってくれたね。いろんな景色を見せてくれたね。

ここ何年かは、もうとっくにボロボロで悲鳴上げまくってたってのに、無理させたね。

それでもがんばって走ってくれたね。

あああもう書いてて涙が止まらんよ!(←アホか

 

 

あと少しでお別れの日。

お別れするときはメチャクチャ泣くんだろうなぁ…

前日には、洗車場へ行って中も外もキレイに磨き上げてお別れしたいと思っています。

 

 

以下6年くらい前に書いたもの。

 

***

モノへの愛着が激しい。

いや、愛着通り越して執着かな。病的とさえ言えるかも。

 

ぬいぐるみがその最たるモノだが、コレについて熱弁すると多分メチャクチャ引かれると思うので、過去のエピソードをさらっと流すだけにしておこう。

中学くらいの頃までに、ためにためたぬいぐるみの山をある日母がしびれを切らしてゴミ袋に突っ込んでゴミの日に出した。

わたしはワンワン泣きながらゴミ捨て場までついていって、収拾車が来るまでずーっと泣きながらごめんねとさようならを繰り返していた。

中学生にもなって、だよ。

収集係のおじさんが怪訝そうな顔でわたしを眺めてた。

今?ええまああんまり変わってないですけどね。

 

対象物はぬいぐるみに限らない。とにかくモノへの執着がすごいのだ。

うっかりするとヒトに対する愛情よりも強いかも。

 

たとえば去年、冷蔵庫を買い換えた。先代は結婚するときにはむぺむの友達がお祝いにくれたモノ(しかもどっかの店で使ってたおさがり)。

アイスは溶けちゃうし刺身は傷んじゃうしいいかげん冷蔵庫としての役割を果たせなくなっていたので、思い切って新しい超デカイのを買った。

 

新しい冷蔵庫を物色しているときはうれしかったけど、いざ納品の段になって古い冷蔵庫とお別れするときになると、う、やばい、なんか…涙が出てきちゃうのだよ。

もう引き取ってもらうだけなのにわたしは隅々まで丁寧に掃除をし磨き上げて、写真まで撮った。

何度も感謝の言葉を述べたさ。

業者さんの手前泣くわけにもいかないから涙をこらえて、って一体なにやってんだわたしは。

 

過去に何台か車との別れも経験したが、これもいずれもボロボロと泣いた。もちろん写真も撮った。

特に生活に貢献してくれる種類のモノに、わたしは弱いみたいだ。

 

現在うちで稼動している家電系*1では炊飯ジャーが多分もっとも古株。委細は省略するが稼動年数はかれこれもう20年くらいになろうかというやつだ。

代わりのものももう用意してあるのだが、まだ元気にやってくれている以上捨てるのはしのびなく、今に至ってる。

 

で、こいつフタがちょっとバカになりつつあって。ときどき勝手に開いちゃうんだよ。

こないだ、ご飯が炊き上がった瞬間にフタが開いたときにはビックリした。なんつータイミングだ!なんかいろいろ感じたよ。

 

モノには魂が宿る、とぼんやりながら思ってる。

愛情を持って使えば、モノはこたえてくれる。裏切ることはない。

とっくに寿命なんか過ぎてたって、こたえつづけてくれるのだ。

 

それでもいつかはお別れしなきゃいけないときがくる。

そんなときに涙を流して感謝を伝えるくらい、いいじゃないかと思う。

 

でもね、そんなに愛情持ってるんなら日頃の手入れをちゃんとしてやってるかってーと、これが…

だから愛着じゃなくて、単に執着なんだろね。

 

*1:

このコは2016年に引退しました。現在はイケメンデンシジャー君が活躍中です

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