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いきなり!ステーキで行列について考えさせられた

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普段、混む時間に混む曜日に混む店って行かない、二匹揃って行列や人ごみが嫌いなので。

が、先日珍しく「いきなり!ステーキ」に行った。

入店時間が早かったので待つまでには至らなかったが、狭い席に案内されて、番号札を渡された。

それを持って肉を好きな量計って切ってもらい、焼いてもらうシステムだそうで。

 

わたしたちふたりに対して番号札は1枚。

ふたりで順番待ちに並んでいると、うしろから女性が二人わたしたちの前に割り込んできた。

どうやらわたしたちの前にいた女性の連れのようだ。

はむぺむはあからさまに嫌な顔をしたが、わたしは「連れならしょうがない」と軽い気持ちで二人を通した。

 

さてその後、はむぺむとの間でそれが妥当だったのかどうか検討のための討論が繰り広げられた。

 

ひとテーブルに対して1枚しか番号札が渡されないなら、ひとりが並んでひとりぶん注文するのも3人分注文するのも同じ。

だからわたしは女性ふたりを通したのは妥当だと主張した。

 

いっぽうはむぺむは、その場はわたしたちの後ろに人がいなかったこともあり、不承不承わたしの顔を立ててくれたものの、どう考えてもその行為は割り込みでしかないと主張。

 

連れがいれば極端な話「1000人来ても入れるのか?」と言われた。

 

ちょっと最初は彼の主張が理解できなかったが、詳しく聞いて行くとなるほど納得。

「おまえは自分のうしろの人のことをまったく考えてない」。

 

たしかに言われてみればそうだ。

今回のことだって自分が我慢すればいいと思っていたが、彼曰く

 

「行列に並ぶ際は、自分のうしろの人に対して義務が生じる」。

 

 

どういうことかというと。

 

たとえば遊園地で行列に並ぶとします。

友達と10人で並んでいましたが、そのうち8人がトイレに行きたくなりました。

自分達の後ろにはひと組だけ。

8人は後ろの2人ひと組に断って行列を抜けます。

 

そのあいだに行列のうしろにあらたにひと組やってきました。

彼らは並んでいる人がふた組4人と見てすぐ乗れると思ったようです。

 

この場合、先にうしろについていたひと組2人が新たに並ぼうとしたひと組に「前の人の連れが8人、今トイレに行っています」と伝えるのが親切。

というかそうしてもらえないと、最後にやってきたひと組はあとでノコノコ戻ってきた8人が自分たちの前に「割り込んで」いるように見えるし、そんなに待つなんて想像してなかったよ!ってなるから。

 

それがつまり「行列に並ぶ際の義務である」とはむぺむは言うわけだ。

 

なるほど確かに合点がいく。ひとりやふたりなら許せても、仮にそれが1000人だったら「じゃあ並ぶのやめよう」って当たり前になるもんな。

それを納得させるための1000人だったようだ。

 

正直、なかなかそこまで考えて行列に並ぶ人は少ないだろう。

基本自分さえよければいいのが人間だし、なにより行列するだけマシとも言える。

ただ、不当に感じたら声をあげるべきだ、それがたとえ先方に伝わらなかったとしても。

そういう意味では、今回のわたしの対応は失敗だった。

 

そして、なにより店側のシステムに問題を感じた。

ひと組に1枚の番号札でなく、ひとりに1枚の番号札にすべきだ。

そうすれば少なくとも今回こんな問題は起きずに済んだ。

ステーキはおいしかったけど、また行こうとは思えなくなっちゃったな。

 

だから行列は嫌いなのさ。

 

***

 

関連して10年以上前に書いたこの話も話題にのぼったので載せておきます。

スーパーでレジ打ちをしていた頃のこと↓

 

「順番と効率」

 

職場のスーパーでこんなことがあった。

 

わたしのレジで客Aの会計中に客Bがやってきた。


客Bはまだ時間にゆとりがあると踏んだのかカゴだけ置いてどこかへ行ってしまった。

どうやら品物を取りに行ったらしい。

客Aの会計が済んで振り返ると客Bはそこにはおらず、カゴだけが置いてあった。カゴの中身はほんの4,5品。30秒で終わってしまう。

 

そこへ客Cがやってきた。カゴだけが置いてあり手持ち無沙汰なわたしを見て客Cは「先にいい?」と聞いてきた。

客Cのカゴの中身も少なく、やはり30秒で終わる程度だったため、わたしは「いいですよ」と答えて客Cを先に受けた。

 

そこへ客Bが戻ってきた。客Cの支払いを受けているわたしを見て明らかに怒っている。

客Cがその場を去ると待ちかねたように文句を言い始めた。

 

客Bの主張はこうだった。
「私はここにカゴを置いておいたでしょう?前のお客さんがまだ会計中だったからちょっと品物取りに行っただけじゃない!どうして順番を飛ばしたりするの?レジに並んだら一歩もその場を離れちゃいけないってこと?」

 

客Bは非常にご立腹でまくしたてた。実際に待たせた時間は長く見ても1分に満たない。

だが客Bにとっては時間ではなくて順番を飛ばされたことが勘に触ったに違いない。

そう判断したわたしはやむなく「お客様を不快にさせてしまったことは謝ります、申し訳ございません」と謝罪の言葉を口にした。

 

ところが客Bはその謝罪すら勘に触ってしまったようで、かえって激昂するばかり。

しまいには「もういいわよ!レジに並んだら一歩も離れちゃいけないってことなのね?他のレジの人ならこんなことしないわよね!」と捨て台詞よろしく去っていった。

 

さて、この客Bとわたしのやり取りをどう感じるか。

実はこの問題結構難しい。客Bを一方的に非常識だと言う気はないし、さりとてわたしの状況判断が間違っていたとも思えない。

客Bの立場から言えば確かに「カゴを置く」ことで順番を主張したわけだ。パチンコ台取りに煙草を置いておくようなもので、それを除けられたら不快なのは当然だ。

 

じゃあなぜわたしはそれを承知で客Bを飛ばしたか。それには次にやってきた客Cのことが関係する。


客がおらずレジチェッカーがぼんやり立ち尽くしていたら先にやってもらいたいのが人情だろう。どうせすぐ済むわけだし、いつ戻るかもわからない客Bを待ってCとわたしの2人が手持ち無沙汰に1分過ごすわけである。

 

ここまで言えばわかってもらえるだろう、実に単純な算数だ。

「待たせる」ことを一番苦に感じるわたしと基本的に「待つ」のを嫌う客全般にとって、「その場でできることから手っ取り早くこなしていく」のが最良の判断になるわけだ。

さらに客D、Eなどやってくれば尚更だ。

 

順番を取るか、効率を取るか。

順番を取れば次以降の客を不当に待たせて不快にするし、効率を取れば当客にどうして待ってくれないのだとなじられる。

 

わたしは間違っていたとは思わない。すべての客に満足してもらうことがどだい無理なら、一人のために大勢の客を失うような真似はできないからだ。

 

順番だけを馬鹿正直に守るのは状況判断のできないマニュアル星人のやること。

そういうやつらが街でも車でも渋滞を作っていると思う。

246あたりの合流地点とかで、順番だからって待ってたら日が暮れたって出れやしない。隙を狙ってさくっと車を入れるわけだ。

順番だけを重視したら銀行や役所のようにえらく待たされる羽目になる。そうなったらそうなったでどうせ文句言われるんだろうけどな。

 

世の中いろんな人がいる。

価値観も千差万別、どれが正しいなんて言えるはずない。

わたしは今後も自分の判断にのっとって臨機応変に順番と効率を選択していくしかないのだ。

 

順番と効率、どちらを取るべきかってのは客商売だけじゃなくすべてに言えることかも知れない。

アナタならどちらを重視しますか?

 

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