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ベルマークの存在意義~子供がやるならいいんじゃないの

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先日ちらと目にした記事がずっと気になってて何か書きたかった。

大炎上してた記事はコレ。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

まあ、そもそも炎上目的で書かれているとしか思えないんだが。

ブクマコメントを読むと、否定派肯定派の割は8:2か9:1くらいで、圧倒的に非効率ベルマークは滅びよ!みたいな流れになっている。

 

 

関連して読んだこちらの記事は、仕組みの絵がよくできていたので参考に拝見した。

 

www.yutorism.jp

 

自身小学生の頃、「厚生委員会」というものに所属していた。

べつに望んだわけでもなく、単に割り当てでそうなったに過ぎない。

そのお仕事は、放課後にもくもくとベルマークを仕分けするというもの。

紙のやつはよかったけど、ビニールのパッケージについていたやつは丸まるし、指にくっついてものすごい扱いにくくて嫌いだった、ことなどを妙に生々しく思い出した。

 

子供心に「非効率極まりなくアホらしい」気はしていたが、作業自体は嫌いではなかった。

そうして仕分けたベルマークがなにがしかの金に変わると聞かされていたからだ。

額や程度は知る由もなかったが、「お金を稼ぐ」やり方をまったく知らない子供時代のわたしにとっては、意義のある時間だと思っていた。

 

そんな前時代的なベルマークが現在でも存在していることになんだか驚いた。

いまだにパッケージからはさみで切りとって集めて仕分けてという作業をしているらしい。

各種支払いに現金すら持ち歩かないご時世に、進化しないにもほどがあるな。

 

 

で、前述のブクマなどを見て驚いたのだが、最近はPTAがこのベルマークの仕分けをしているところがあるらしい。

え、えー?それものすごい意味わかんないんですけど?

 

ベルマークの存在意義っていろんなことを言われてるけど、実際に体験した子供側から言わせてもらえばもっとも大きい理由は「金を稼ぐことが法律的に許されない子供が、唯一継続的に労働を金に換える経験ができる」ことなんじゃないかと思うわけよ。

 

職業体験みたいなものはもちろん導入してる学校はなんぼもあるけど、それはあくまで一時的なものだし、それに対価が発生するわけもない。

もちろんベルマークだってそれでお金がもらえるわけじゃないけど、なんてーのかな、内職体験みたいなもんじゃない。

そうやってがんばった結果でたとえばうちの学校なんかは(実際どこまでどうかは知らんけど)学校で使える一輪車を購入しました!なんて言って、二輪車も乗れないようなわたしでさえ大喜びで一輪車で遊んでたさ。

積み重ねて細かい一見意味のない労働をすることで得られる報酬はささやかだけど嬉しいものだ、というのを見事に実体験させてもらったっていうか。

 

効率や金額の話をしたら言うまでもなくこんなに無意味な作業もない。

単にお金を集めるだけならもっとデジタルなあれこれを導入して便利にすりゃいいし、企業は直接寄付すりゃいいし、もっといえば親御さんは無駄な時間を割かれるくらいなら寄付金出すよみたいな話に当然なる。

こんだけいろいろ進化した世の中においては、効率化そのものはどう考えても技術的にそう難しい話じゃない。

つまりできないんじゃなくてしないだけ、なんだろうと思う。

 

でもベルマークはお金を集めることが目的なんじゃない。

その七面倒くさい手順そのものが目的、流れそのものを「子供が体験」することが存在意義なのであって、結果として得られる果実はオマケでしかない。

 

ハズなのに、なぜかその作業を親御さんがやるという本末転倒どころか学校関係者ってアホなの?アホしかしないの?みたいな現状になっとるわけで。

そしてそのせいで、「ベルマーク滅びろ!」ってなってるのって、ものすごい筋違いな気がするのさ。

 

実際、親御さんは一切関わらず、子供だけでやらせる作業としては悪くないものだと思う。

非効率なことも含めて、子供が一時期経験するものとしてはアリだろ。

むしろ一定時期の体験の後で、子供同士でその非効率をどう効率化するかということを話し合う時間を設けてもいいだろう。思考力と議論力の強化につながる。

 

また世の中の仕組みを学ぶにもいい機会になる。

効率化効率化と歌に歌っても、最後は人の手でメンドクサイ作業をせねばならない場面は世の中にはごまんとある。

そういったことに触れる機会は、入る世界によっては大人になってからだと皆無に等しい。子供の頃になんでも見ておく知っておくことはものすごく貴重な機会なのだ。

 

最初このベルマーク滅びろな話を見た時、わたしは「確かに非効率極まりないよな」と思った。

子供の社会体験の意味と、具体的にその分の金をどこから生み出すか、とか代替案を考えて、

 

「地域の内職を持ってる企業とかと学校が契約して、一定量の仕事を受注する」

 

みたいな考えに思い当たったんだけど。

 

…アレッ、要するにそれがベルマークじゃん、ってなった。

 

 

現行のベルマークをまるごと全部肯定するつもりはないけど、滅びろって主張するなら代替案を出さないと。

 

基本的に労働が禁止されている子供という存在が、ほんのわずかでもそれを継続的に体験でき、かつ、実際に一定の実入りがある

 

そのアホみたいにめんどくさい一連の流れに実際にお金を出してくれる企業がある、ってのは、制度としてはなかなかどうして悪くないものなんじゃないか、と改めて思うわけです。

 

 

親御さんがやるのはどう贔屓目に考えても完璧にNGですけどね。

それはもう学校側がアホすぎる。

 

…あと財団の人はもうちょっとベルマークってものの意義を語った方がいいよね。

あんなコメントじゃ叩いてくださいって言ってるようなもんだ。アホか。

 

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