カレーの喜び~ナンはパリパリで!持ち帰りで無理にお願いした

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カレーが大好きです。

自分ちでも作りますしレトルトも好きですが、外で食べるカレーは抜群です。

 

 

ココイチも好きです。結構な頻度で行きます。

たいていいつもチーズとスクランブルエッグを乗せます。

こんときはクリームコロッケも乗せました。欲張ってます。

 

 

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こんなのも食べたな。日乃屋のカレー。

生卵が乗ってるのがウリのやつ。フツーにうまかった。

 

 

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でも、外で食べたいカレーはどっちかっていうとライスカレーじゃないんだよね。

ナン!やっぱナンでしょ!

 

 

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ナンカレーを生まれて初めて食べたのは20歳近くなってからだった。

はむぺむが連れて行ってくれた吉祥寺のカレー屋をいまでも覚えている。

 

いまでこそ「インド料理」を掲げたネパール人たちの経営するカレー屋が乱立しているが、20年前は珍しかったと思う。

ちょっと高そうな店構えだった。いまでもあるのかは不明。

カタコトの日本語を使う蝶ネクタイのインド系のウェイターが運んでくるナンカレーは、田舎者の小娘をビックリさせるには十分だった。

 

 

ナンの喜びは手で食えること。

と、わたしは思っている。

 

あのパリパリしたパンとも何ともつかないような食感の食い物は、ピザと並んで、いやそれ以上にカルチャーショックを与えてくれた。

以来ナンカレーは大好き。

どこで食っても正直たいして味が変わらない、ところがまたいい。

この場合は全力で誉め言葉になるよね。

 

だが、このナン、お持ち帰りで頼むとモッサリした厚手のピザ生地みたいなやつを持たされる。

どこの店でもそうなのかは定かでないが、少なくともわたしが行ったお店ではそうだった。

店員さんに訊くと、パリパリしたナンはすぐ汗をかいてシナシナになってしまうから、お店で食べる時以外は時間保ちするように厚手に焼くのだと。

 

以前それで持ち帰ったのだが、個人的にはあまり好きじゃなかった。

それはそれでおいしいんだけど、ナンが食べたい!気持ちのときにそれを与えられても全然別物でナン欲求をまるで満たしてくれなかった。

 

 

先日カレーが食べたいという話になり、持ち帰りカレーを買いに行った。

その際店員さんに「ナン、パリパリのやつがいいんだけど…ダメ?」とお願いすると、しぶしぶながら

 

「長い時間経つとダメよ?持ち帰りできるように三つ折りくらいにするよ?あんまりパリパリじゃなくなっちゃうかもよ?」

 

と念を押されたが、近いし大丈夫、頼む!と無理を言ってパリパリに仕上げてもらった。

 

それを厨房に注文するとき、母国語でなにか言っていたが最後に「~パリパリ」と言って、厨房の人も「パリパリ」と言いながら何度もうなずいていた。

パリパリってインド人(ネパール人?)も言うんだ?日本で店やって行くうちに覚えたんだろうな。なんかちょっと面白かった。

 

少しでも時間保ちするようにちょっと黒めに焼くよ?とさらに念を押される。

くちうるっせえなあ。

でも、彼らなりに一番おいしい状態のものを提供している自負があるってことなんだろうな。

彼らが持ってるこだわりというか、そういうものが垣間見えて興味深かった。

 

 

持ち帰って実食。

急いで帰ってきたのでまだ全然パリパリでした。

 

いやーおうちで食べるパリパリナンは絶品ですな!

たいへん満足いたしました。

 

 

でもそのナン、なにかカレー以外のものをつけてみようと一瞬思ったんだけど。

カレー以上においしそうなものが見当たらない。

ジャムとかマーガリンとかは違う気がするし、かといってチーズやらケチャップも、やれば合うのかもしれないけどカレーを上回れる気はしない。

 

そうなると、ナンがうまいのかカレーがうまいのかわからなくなる。

カレーあってこそのナン。ナンだからこそうまいカレー。

 

 

…いや、ナンでもいいんですけどね、おいしいは正義!

 

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