もう2月ですってよ。124年ぶりの1日前倒しだった節分も過ぎて、暦の上では春ですってよ。
ちぃと早くないかい、月日さんよ。もうすこしのんびりでもいいんですぜ。
さて相変わらず書きたいことはごんまり山積みで、しかももしかしてひょっとしてまたわたし仕事が変わる、というか変えるかもしれず、まぁそれは確定したら書くとして、きょうは先日通帳を紛失してちょっとあせった話をお届けします。
ぼけっとした性質ではあるが、ほんとうに重要なものはそれほどなくしたり落としたりしたことはない。
40数年の人生でせいぜい数回。それが多いのか少ないかはわからん。
ある日銀行へ行くと、使っている通帳の1冊がどうしても見つからない。
現在何冊もの通帳を使っているが、まとめて管理使用しているため1冊だけ見当たらないことは考えにくい。
鞄に入れ忘れたのかと思い、帰ってから探そうとそのときは特に焦っていなかった。
帰ってすぐ探せばいいものを、家でどっかに紛れちゃったんだろ、とたかをくくって数日放置。
あとになって思うとこれがまずかった。
通帳が見当たらないなと思い始めて数日、家じゅうを捜索したがついに見つからず。
あれ、まさかとは思うけど、落とした…?
ちょっと焦る。
翌日すぐに印鑑を持って最寄りの銀行支店へ。
「通帳をなくしちゃったみたいなんですけど…」
「再発行には手数料かかりますがよろしいですか?」
「はい、かまいません」
「ではオンライン手続きをご案内いたします」
行内の一角を仕切って作られた小部屋の中に通されると、モニターの向こうでおねえさんがこんにちはーと笑っている。
スピーカーに向かって話し、身分証を備え付けの読み取り用カメラの下に置き、音で漏れて困る情報は紙に書いてそのカメラに読ませ、書いた書類は机の上のポストへ。
うわーなんか未来!すっげえ未来!
もうこういうの当たり前になってきちゃってるんだけど、実際その人がたぶん何十キロも離れたどっかのビルの中にいるんだよなって想像すると、なんかもうホント未来だなーって。
そんな令和の世に感激していたのもつかの間、個人情報を照会してくれたおねえさんが
「お客様の通帳、届いてますよ」
ナナナンデスト!?
マジで落としたんか。落とした時気づかなかったの自分でも意外過ぎるな!
なんにしても拾って届けてくれた人がいたのね、ありがたい!
まさに捨てる神、じゃなくて落とすバカあれば拾う神あり!
しかし次のおねえさんの言葉にわたしは固まった。
「〇×支店に…」
説明しよう!
たるたるは以前〇×市に住んでいた。今回落としたのはそこで作った通帳だったのだ。
引っ越しの際、主要ないくつかは住所変更の手続きをしたが、当該通帳はその当時はあまり使っていなかった口座だったので、手続きをせず情報の更新がなされていなかったのだ。
「届いた時にお客様の連絡先にお電話したようですけど、つながらなかったそうで」
ハイ、住所変更だけでなく電話番号も変わってますね。
しかも自宅の電話やめちゃってますからつながるわけないですね。
「連絡が取れない場合、発行支店にて保管することになっておりますので」
そうだよね。ほかの情報ないもんね。
銀行さん仕事早えーよ。1週間くらい未決済案件で積みっぱなしにしといてくれてもよかったのに。数日でしっかり支店に届けてくれちゃったのね。
いや、うん、完全に自爆だっつーの。
ありがたいことに郵送もしていただけるとのことだったが、自分のバカさ加減を反省する意味でも、ついでに〇×市にある前勤めてたコーヒー屋に寄ってEちゃんにも会いたかったし、ということでその足で〇×市までドライブしてまいりました。
車で1時間くらい。遠っ。
日頃好んで車の運転をしないので、たまには少し乗らないとね。
ついでにEちゃんにも会えたし、よいドライブでした。
…負け惜しみじゃないやい。
ちゃんと変更しておけば最寄りの銀行で受け取れたのに、と、そういった手続きの大事さをつくづく思い知りました。
住所変更、大事です。
連絡先とか変わったら、ちゃんと情報は更新しておくことをおすすめします。
経験者は語る←アホ
ちなみに拾ってくれたのは某郵便局の方だそうで、ありがとうございますー!
郵便局で通帳出した時に一緒に出して落ちちゃったみたい。
そういうのもホント気をつけなくちゃ。
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