圏央道があちこちの高速道路とつながったおかげで、だいぶ便利になったのですが。
さすが新しい道路のせいか、無理くりつなげていったせいか、極端にPAやSAといった休憩スペースが少ない道路でもあります。
地図の加工が荒くてすみませんが、菖蒲を過ぎると次は江戸崎までなんもなし。
なんなら道自体もときどき追い越し車線はあるものの、えんえんと一車線が続きおよそ高速道路とも呼びがたいような様相になります。
実に76kmものあいだ、休憩場所がありません。
魔の区間なんて言われて、実際トイレに困る人も少なくないようです。
ちなみにガソリンスタンドは菖蒲のみだったと思います。乗る前に残量チェックをお忘れなく。
坂東あたりにPAを作る計画はあるそうなのですが、まだまだ実現は程遠く。
そんななか、道の駅をPAの代用にしようとなった五霞。
降り口から車で1分という立地。
現在、五霞インターチェンジでは降りて乗りなおしても「道の駅に立ち寄って1時間以内に戻ると料金が乗り続けた場合と同じになる『賢い料金』」という実験が行われているようです。
現時点では条件が細かく難易度は高いですが、緊急避難先としてはじゅうぶんに機能してくれますし、町側にもメリットが大きそうです。
そんな道の駅ごかに立ち寄ってきました。
なかなかの賑わいです。フリマ的な出店もたくさん。この日はイベントにあわせてか、演歌歌ってました。
イベントは映画「トラック野郎」で使われた一番星桃次郎のトラック(たぶん実車、何代目かとかは不明)展示。
昭和のいわゆる「大衆娯楽映画」ってやつな。親父が好きだったわ―。
そういうイベントだったので、ほかにもデコトラがたくさん!
やっぱナンバーは1なんだね
リーゼントみたい
コレ渋かったわー。
てな感じでなかなか楽しかったです。
PAやSAの代わりとは言っても、やはりそこは「道の駅」。
いわゆる普通の道の駅を想像してくれるといいです。
「賢い料金」の制度がもっと進んで、町に恩恵があるといいね、と思う一方で、なかなか条件付けが難しいな、とも。
PAやSAが作れればいいんだろうけど、物理的に難しいエリアも多いだろうし、用地買収とか想像するだけですさまじく金も手間もかかるんだろうな。
ともあれ圏央道をお使いの際は、道の駅ごかに一度立ち寄ってみてはいかがでせうか。
いやべつに五霞の回しものじゃないですってば。