新車君が来てからというものドライブ三昧なのですが。
なにぶん以前乗っていた愛車君とは10年近くの付き合いで、それ以前も新しい車に縁がなかったので、突然30年くらいタイムスリップした感じになってます。
うっわ便利!な機能から、コレいるか?な機能まであれこれ山ほどついている。
遠からぬ未来には自主的に話しかけて来そうな勢い。ナイト2000の時代はすぐそこだ!
なかでも驚きを通り越して背筋がゾッとするような感覚に襲われた機能が、「クルーズコントロール」。
多くの方はもうご存知でしょうが、わたしはまるで縁がなかったので全然知らなかった。
すごくざっくり言うと自動運転補助みたいな感じかな。
前を走る車との「車間距離」と、何キロまでスピードを出すか「上限速度」を設定すると、勝手にアクセル&ブレーキワークをしてくれるという優れもの。
多くは高速道路で使われるようだが、一般道でもまったく問題なく使用できた。
ハンドルだけ握っていれば、前の車が加速すりゃ勝手に加速してどこまでもついていく。
前の車が減速すれば勝手にブレーキをかけて減速する、といった塩梅。
最初はもう、とくにブレーキに関しては正直めちゃくちゃ怖い。
自分ではアクセルもブレーキもなーんも踏んでないわけだから、全然信用できない。
オイオイオイこれほんとに停まんの!?って冷や汗たらたら。
自分の与り知らぬ(言い過ぎ)ところで加速減速が行われている。
自分が運転席にいるにもかかわらず「誰かいる!?」って思ったよマジで。
何度か繰り返すうちに少しは慣れてくる。
実際、人間の判断スピードよりは若干落ちるのかもしれないが、信頼性は人間より高いんだろう。
要は、事故にならない、より安全、ってこと。
ただ、渋滞の原因にはなるのかもとは思った。
人間の判断スピードからコンマ数秒遅かったと仮定してって話だけど。
クルーズコントロールは運転者の補助としてアクセルワーク部分を担ってくれるから、運転労力の軽減って意味でももちろん重要なんだけど、安全面のほうが実は爆発的に普及していってる要因としては強いのかもしれないね。
そのクルーズコントロールの設定は、ハンドルにいっぱいついてるボタンで行える。
はむぺむ曰く、その設定をする感覚がハンター✕ハンターに出てくる「バンジーガムを飛ばす感じ」なんだそうな。わかる人にしかわかんない話でスマン。
わたしはまだまだそのいっぱいついてるボタンに慣れない。
てかハンドルって言ったらクラクション以外なにもついていないモノだったじゃんか。
いまどきはあんなごちゃごちゃボタンがいっぱいついてるのか。
F1ドライバー、いやさF1パイロットな気持ちだよ。難易度高いわ!
はたして運転は楽になったのか大変になったのか。
世の中の進化についていけてない自分をちょっぴり実感する瞬間です。