はむぺむは時々金の亡者キャラになる。
お弁当を持ち帰ってきてくれた日の会話。
「配送料込みで9600円です」
「高っ!」
「こんなご時世ですからねえ、イヤならほかを当たってくれていいんですよ」
「ぬぅぅ、足元見てる感!」
その後、そのお弁当をつまみに夕飯時の食卓にてやり返す。
はむぺむの脇にしずしずと立ち
「こちら江戸は寛永から続く歴史ある新潟の酒造にて造られた、またとない幻の名酒でございます。1本12万円の値がついてございます」
「ぬうぅ、儲けふっ飛んで借金生活だ!」
もちろん実際に現金をやりとりするわけではないんだけどね、ただの言葉遊び。
きょうもさっきはむぺむから
「今日のコーヒー、なんかおいしい。気のせいかな?」
とメールが来たので
「バリスタたるたるが南アフリカの厳選した豆を丁寧に炒っています。1杯75万円です」
嗜好品は特に、時価的に値段付けても違和感ないっていうか、実際ありそうだもんね。
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