初夏の豪雨の夕暮れ時、帰宅したはむぺむがなにやらビニール袋を差し出してきた。 「どうかなと思うんだけど…」 おみやげでもなさそうだし、なんだか珍しく歯切れが悪い。 袋を開けると、ドロドロに薄汚れた黒猫のぬいぐるみ。 左目は取れてなくなっていて、…
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