食べ物に好き嫌いはありませんが、マグロが嫌いだった時期がありました。
理由は食べ過ぎ。食べ飽き。
週に2回、マグロのお刺身が食卓にあがっていたからです。
結婚後夕飯が「まぐろのたたき」だったときの話
ところで「まぐろのたたき」と「ネギトロ」ってほぼ同義で使ってるけど最近まで違いを全然理解できてなかった。
ざっくり言うとネギトロは皮からこそげ取った部位で、たたきは文字通り身を叩いたもの、という解釈なんだそうな。かつおのたたきと同じような体裁のまぐろのたたきもあるそうだけど、そっちはあんまり一般的じゃないもんね。
閑話休題。
亡父はお刺身が大好きで、母は料理好きなタイプでもなかったのでお刺身が「メインのおかず」として出ることは幼少時から珍しくありませんでした。
小5のときに慣れ親しんだヘンな家
からいわゆる長屋風の家に引っ越し。
この長屋に週に2回、移動販売の魚屋さんがやってきました。
相模湾でとれたてのイキのいいお魚を積んで、軽トラで♪かわいいさかなやさん~の曲を合図に毎週水曜日と土曜日の決まった時間に現れます。
いつの頃からかこの魚屋さんから夕飯用にマグロのサクを買うのはわたしの役目になっていました。
たいてい2~3千円が置いてあって、それで「おいしそうなマグロを買え、範囲内であれば値段は問わない」のがミッション内容。
…いまだからこそ思うけど、1サク2千円のマグロってスッゴイ高価。贅沢。それを週に2回ってどんだけエンゲル係数高いのさ。
当時のわたしは(少なからず今もだが)金銭感覚的にはかなり残念な子供だったため、言われるがまま魚屋が持ってくるマグロの中からおいしそうなものを選び、ときには余った(余ったって感覚自体がもうヤバイが。余ってねえよ!ってツッコみたい)お金でイカやらアジやらイクラやらを購って夕飯時に得意気に「わたしが選んだのおいしいでしょ!」とか言っていた。
書いててイタイ…
たしかに高いが、値段なりにしっかりおいしかった。
たぶんものすごく美味だった、んだと思う。
だが、どんなにうまいものでも週2で食ってりゃ飽きてくる。
それは家族みんなもそうだったようで、食べきれなかったそのお高いマグロを翌日に焼いて食べたり普通にしていた。
なんてもったいない、つーかアホだな。
そんなわけでマグロなんて見たくもないという贅沢な病にかかっていた時期がありました。
今では普通に好きですが。
先日近くのスーパーへ行ったときにマグロ解体ショーをやっておりました。
…解体ショーって響きはかなりエグイしグロイな。
解体したてのマグロも即売。
赤身1000円、中トロ2000円で売っていて、高いな…と思いつつものすっごい迷って赤身を購入。
これが、ああこれがなんておいしかった…!
そして、当時自分の食べていたマグロがどれだけ贅沢だったかを改めて思い知らされて慄然としたのは言うまでもありません。
相模湾でとれたてのイキのいいお魚を積んで、軽トラで♪かわいいさかなやさん~の曲を合図に毎週水曜日と土曜日の決まった時間に現れます。
いつの頃からかこの魚屋さんから夕飯用にマグロのサクを買うのはわたしの役目になっていました。
たいてい2~3千円が置いてあって、それで「おいしそうなマグロを買え、範囲内であれば値段は問わない」のがミッション内容。
…いまだからこそ思うけど、1サク2千円のマグロってスッゴイ高価。贅沢。それを週に2回ってどんだけエンゲル係数高いのさ。
当時のわたしは(少なからず今もだが)金銭感覚的にはかなり残念な子供だったため、言われるがまま魚屋が持ってくるマグロの中からおいしそうなものを選び、ときには余った(余ったって感覚自体がもうヤバイが。余ってねえよ!ってツッコみたい)お金でイカやらアジやらイクラやらを購って夕飯時に得意気に「わたしが選んだのおいしいでしょ!」とか言っていた。
書いててイタイ…
たしかに高いが、値段なりにしっかりおいしかった。
たぶんものすごく美味だった、んだと思う。
だが、どんなにうまいものでも週2で食ってりゃ飽きてくる。
それは家族みんなもそうだったようで、食べきれなかったそのお高いマグロを翌日に焼いて食べたり普通にしていた。
なんてもったいない、つーかアホだな。
そんなわけでマグロなんて見たくもないという贅沢な病にかかっていた時期がありました。
今では普通に好きですが。
先日近くのスーパーへ行ったときにマグロ解体ショーをやっておりました。
…解体ショーって響きはかなりエグイしグロイな。
解体したてのマグロも即売。
赤身1000円、中トロ2000円で売っていて、高いな…と思いつつものすっごい迷って赤身を購入。
これが、ああこれがなんておいしかった…!
そして、当時自分の食べていたマグロがどれだけ贅沢だったかを改めて思い知らされて慄然としたのは言うまでもありません。
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おさかな天国。スーパーで聞き飽きたって人が多いかも(←その一人)↓