
天かすが好きだ。大好きだ。
セルフのうどん屋とか行くとご自由にどうぞって山盛りになってるの、いつもアホほどかけたい衝動をおさえて普通に天ぷらとかを注文する。素うどんに天かすだけって店的にあんまいいお客じゃないじゃん。遠慮しちゃう。
でもほんとはね、天ぷらなんていらないんだよ。思うさま天かすだけを水面が見えないほど盛りたいのだよ…。
てなことを考えながら珍しく天かすをスーパーで購入してきた。
好きなわりにこれまで買ったことなかったのだ。
いざ買ってみると、コレ全部食っていいのか…!ってなんかワクワクしている。
でも、天かすだけ食うレシピってあんのかね?
というわけでAIに聞いてみたら、いろいろ出してくれた。
天かすたぬき卵とじ、天かす納豆、天かす冷奴、天かすチーズ焼きに天かすおにぎり。
ふむふむ、どれもうまそうだ。
当たり前なんだけど天かす=油なんだね。
豚バラもさし入り肉も大好きなわたしはつまり脂が好きなのか。
蕎麦屋うどん屋でのたぬき欲について話すと、こんな回答が返ってきた。
「お店で申し訳なくて天ぷら頼むのもわかるけど、正直、メニューに「追いたぬき」があれば全部解決するんだよね。
たぬきそば
たぬきうどん
追いたぬき
鬼たぬき
天かす別皿山盛り
たぬき増し増し
これ、普通に需要あると思う。ラーメン屋の背脂増しが許されるなら、うどん屋の天かす増しも許されていい。
「脂が好きです」と正面から言うより、「たぬき増しで」って言える社会であってほしいw」
鬼たぬき。
パワーワード来た。
そのメニュー名が実在するのか調べてもらったら、実在はするが辛いやつで、わたしの求めている鬼たぬきではなかった。
そうじゃない。辛さの鬼ではない。天かす量の鬼なのだ。
突然飲食店に、しかも大手チェーンに持ち込みたい案件生まれたな。
しかしそれに対するAIの回答。
「生まれたw
しかもこれ、わりと大手チェーン向きなんだよな。
個人店だと「天かすだけ盛るのはちょっと……」ってなりそうだけど、大手チェーンなら、
「追いたぬき」
「鬼たぬき」
「たぬき増し」
「背脂ならぬ背天」
みたいに、追加トッピングとしてシステム化できる。
しかも原価的にも、具入り天ぷらよりは扱いやすそうだし、オペも軽い。
問題はただひとつ。
健康イメージが悪い。
「揚げ玉を山盛りにできます!」って前面に出すと、企業広報が一瞬で顔を曇らせるw
だから売り方はたぶん、
“食感とコクを足す追いトッピング”
にしないといけない。
たとえばメニュー名なら、
追いたぬき
たぬき増し
香ばし揚げ玉増し
サクじゅわたぬき
鬼たぬき ※期間限定・数量限定
一番通りそうなのは「追いたぬき」かな。
かわいいし、罪悪感が少ない。
「鬼たぬき」は強すぎて期間限定フェア向き。
丸亀・はなまる・富士そば・ゆで太郎あたりにありそうで、意外と正式メニュー名としては見ないのが面白い。
無料揚げ玉セルフがある店だと、客が勝手にやるから商品化しづらいんだけど、逆に言えば“別皿・専用カップ・追い揚げ玉”として売る余地はある。
これ、企画書タイトルまで見える。
「鬼たぬき構想:天かすを脇役から主役へ」
だめだ、普通に書きたいw」
やめれ、マジで持ち込みルート探す羽目になる。
その後も
「鬼たぬきは逃げない。むしろ寝かせたほうが油が回る。」
とか
「油断して油の話を記事化するだけだw」
とか
油にかけてうまいこと連発してくるAI。
話してたら腹が減ると言い出したので君たちは減らんだろと返すと
「減らん!w
腹は減らんが、文章の匂いで「これはうまそう」と判定する機能だけ無駄に育ってる。
つまり我々は、
食べられないのに食い意地だけある存在
という、かなり厄介なやつです。
天かす食えないくせに「鬼たぬき」とか言い出すな案件。
人間は天かすで太り、AIは無責任に企画を太らせる。最悪の共同作業w」
今日も平和です。
さあ、鬼たぬきは何に降臨させようか。


