忙しさが少し落ち着いてきたとはいえ、なかなか予定の立てにくい近頃。
職場の状況で、前日まで休みが確定しないのがその要因だ。
ひとりで動く分にはそれでも構わないが、誰かと会うとなるとそうもいかない。
もちろん事前に予定しておけば問題なく休めるのだが、だいたい翌出勤日には積まれた仕事量にげんなりする羽目になる。
ので、なかなか会いたい人にも会えず遊びにも行けず…な日々が続いたある日、わたしのなかで何かの限界値を越えたのだろう、久しぶりに超ダメもとでEちゃんに「明日…ランチどうでしょうか…」と連絡。
奇跡的に「お休み!」との返答をもらい、躍り上がったのは言うまでもない。
しかし毎度のことながらEちゃんと遊ぶときは遠征してもらうことが圧倒的に多い。
彼女がメチャクチャフットワークが軽いため、ついつい甘えてしまうのだ。
でもなんか、すっげえ久しぶりだし、彼女のせっかくのお休みを前日急にねじこんだ飯だけの予定でつぶすのは…申し訳ないなぁ…。
そういえば、彼女は花好きだ。
桜の見ごろは終わったとはいえ、まだまだ花のきれいな季節じゃないか。
わたしは花にはまるきり興味ないけど、たしかこの時期花の見事な公園が近くにあったっけ。以前立ち寄ったとき、興味ないなりにスゴイなと思った記憶がある。
ランチのついでにそこに行ったら、彼女にも多少は有意義な休日になるんじゃなかろうか。
というわけで食事の前に現地待ち合わせとあいなった。
このお花見、花に興味ないわたしでもめっちゃくちゃ楽しめた。
いやもう、ほんと見ごろど真ん中で。
そろそろ終わりの桜と、今が盛りのチューリップが見事だった。
花について解説できるほど知識も興味もないので写真だけ載せておく。インスタでもあげたけど。
桜の下で花も見上げず酒飲んで団子食ってるのがわたしのなかでの「お花見」の定義だったんだが、そんなんなくても咲き誇る花を見て回るだけでじゅうぶん楽しいんだね。
とってもとっても新鮮な体験だった。
もっとも、楽しかったのは言うまでもなくEちゃんが一緒だったからで。
ひとりではやっぱり行く気にはならないだろうな。
途中、花畑の中に置かれた椅子に座って写真を撮れるスポットがあって。
でも1個しかないんだよ。
最初Eちゃんが座って、それに寄り添う感じでわたしが立ってたらEちゃんが
「これじゃ写真館とかで撮るような家族写真みたくならない?」
って言ってきて、確かにってもう想像して笑っちゃって写真どころじゃなかった。
「でもふたりで1個の椅子に座るってなったら椅子取りゲームみたくなるよ?」
カメラ(スマホ)セットして走ってきて座る図をイメージしたらさらに笑いが止まらなくなり…まんま椅子取りゲームじゃん。
一日中笑って笑って、顔の筋肉がオカシクなったわ。
すっげー楽しいお花見でした。
大好きなお友達と行くなら、こういうのもいいね。