飴の話

 

めっきり寒くなってまいりました。もう冬だね。

 

仕事は順調。

できることも少しずつ増えてきて、それがために余計に迷ったりすることは多いけど、だいぶ充実感は味わえるようになってきた。

山積みの書類ファイルを5時間でやっつけまくる。もちろん細心の注意を払いつつ丁寧に。ほかの同部署の方々は文字通り朝から晩まで拘束されているようなので、わたしはわたしに与えられた時間内で可能な最大限のパフォーマンスを提供できるよう日々精進している。

 

つまり極力残業はしないってこと。追っつかなくて30分くらいは残ることもたまにあるが。

そのためにはある程度オフの日に資料整理とかしておかないといけないんだが、これがなかなかの難物で。

加えてどうしても仕事というものには前の工程後の工程が存在するので、時間のコントロールは自分だけでは不可能。どんなに時間がなかろうが人がいなかろうがおさめるところにおさめなければならず、それがために多くの人は毎日夜遅くまで仕事せねばならないわけだ。

 

でもほら、わたしはパートだから。

それでも週3の話が4になり、5になり、結構出ずっぱりなこの頃。

まだまだ楽しいので全然苦ではないが、この先どうなっていくのやら。

繁忙期だからって言われて数カ月経ったが、コレもう年中繁忙期な予感。

 

 

近況報告がずらずら長くなったが、飴の話だ。

以前の記事で飴を配ってるって話を書いた。

www.hampemtarutaru.com

 

この習慣、以降今日に至るまでずっと続いている。

もうすっかり飴を配る人として認知されただろう。

その認知どうなのとは思うが、自分の息抜きにもなって悪くない。

 

だが、毎日配っているとネタ切れになってくる。

いろんなスーパーを巡っちゃ飴コーナーをじっくり眺めるが、半年間勤務ごとに撒いてりゃそりゃおんなじ銘柄になっちゃうよな。

配る趣旨もさることながら自身で食べるにも飽きてくるし、小分けのパックは案外量も少ないしで、なんかいいもんないかなとネットを徘徊していると、京都の飴専門店のページに行きあたった。

 

iwaiseika.ocnk.net

 

おおなんかおいしそう。見た目もきれいだし、いいね。

いろいろ見て、これのフルーツミックスに決めた。

 

iwaiseika.ocnk.net

 

さて荷物が届いたが、アレ、なんか箱やけにデカイな。

ガサガサと開梱して啞然。

えっと、1キロってこんなに分量あんの…?

 

量のイメージが全然できていなくて、市販のキャンディ5袋分くらいにふんわり想像していたが、いやコレ、一生分くらいある感じだよ…?

 

肝心のお味はとても丁寧に作られていて上品で美味なんだが、いかんせん量が…

ホントに250粒しか入ってない?1000粒くらいありそうだよ?

よくよくサイト上部のカテゴリを見れば

 

「ホーム>業務用飴>お試し用京飴パック」

 

業務用だってば!よく見れわたし!

 

さすがに毎回同じものは飽きるので市販のキャンディの補助程度に持参しているが、うーん人生でこんなに飴をなめてるのははじめてかも。

 

そうして食べるのも配るのもルーティン化していたある日。

本の貸し借りをしていた以前の勤め先の店長が、本の返却ついでに実家から送られてきたというお米を持って訪れてきてくれた。

わたしのほうも本をお返ししたのだが、お礼の品を何も準備していなかったため、仕事用の飴を詰め合わせにして添えた。

 

1キロ買った前出の飴と、実はもう1キロ別銘柄を同じ時に買っており、こちらはいわゆる普通のスーパーでも手に入るような飴(なのでまあ、同じ1キロでも若干実量的にはマシに感じた)。ほかにも毎回配ってるものがちょっとずつ余っていたりするので、間に合わせで申し訳ないと思いつつ。

 

数日後、その店長から京飴の写真とともに

「この飴すごくおいしかったです、どこで買ったんですか?」

との問い合わせ。

 

せっかく買ったのに、ただただ分量に辟易していたわたしは実に感心してしまった。

うわー、味ってホント、わかる人にはわかるんだなー!

何種類も乱雑に詰め合わせたなかのほんの2,3粒にもかかわらず名指しだよ。

さすが。

 

うちにも味にうるさい神舌が一匹住んでいるが、あいにく彼は甘いものはいっさい食べない。まして飴なんて食ってるとこ見たことないくらい食べない。

会社でもいちいち配った飴の味について語るようなこともない。

だからなんか、ホントに驚いたしそれ以上に嬉しかった。

 

 

嬉しかったので、すぐいっぱい梱包しておすそわけしたよ。

だいぶ手伝ってもらったけど、まだまだあるぞー!←

 

 

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