定期不定期・自由不自由~自由は高くつく

 

うちは飲み物消費量がすごくてだね。

水、お茶、スポーツドリンクなんかは500mlペットを箱買いしている。

2Lとかのを買えばお得なんだろうけど、飲むシーンを考えるとコップに注いでってのは無理め。

小分けになってりゃ出かけるときとかに気軽に持って出れるじゃない。

いやまあ、きっちりした人はちゃんとマイボトル持ってんだろうけど。

ちなみにはむぺむにはマイボトル毎日ちゃんと2本持たせてます。

それでもそれとは別に膨大な量の水分が必要なんだよね。

 

そうして箱買いする飲み物も一定ってわけにはいかない。

ひと箱ぶん試してもういいやってのもあるし、ひと箱消費すんのも一苦労なんてのもある。

どうしたって飽きるから。

最近のヒットはこちら、和紅茶。

 

アサヒ飲料 和紅茶 無糖ストレート 500ml×24本 [紅茶] [最高位茶師監修]

アホみたいに飲んでます(おもにはむぺむが)。

アホみたいに買ってます。

 

 

で、こういうの箱買いしようすると、必ず

「定期購入すると5%おトク!」

みたいな文言に出会う。

 

わかるよ、なんつーか、多少値段下げても継続して買ってもらえる方がメーカーとしては嬉しいというかおいしいというか。

どうせ消費するんだから消費者側もお得でしょっていう。

 

 

でもね、なんだろ、そうはしたくないんだよね。

 

 

たとえばあなたが毎日同じ銘柄のAという缶コーヒーを飲んでるとするじゃない。

月曜日に

「今週はこのAコーヒー!金曜日まで毎日買ってくれれば土曜日は1本無料サービス!」

ってアナウンスがあったとして、どうする?

まあ、1週間くらいならこのサービス利用するかもしれない。

じゃあ1か月になったら?1年になったら?

 

少なくともわたしはせいぜいやって1週間だな。

結果として365日ずーっとAコーヒーを飲んでいたとしても、それはあくまで結果。

事前に決められてそれしか選べない、のはいやだ。

それでいくら分得をするかはわからないし、もちろんその額の幅にもよるけど、相当多額だったとしてもわたしはたぶん利用しない。

 

「選べる自由」を手放したくはないのだ。

 

今日はBコーヒーの気分かも。たまにはCコーヒーもいいかも。

迷った挙句結局Aコーヒーを選ぶとしても、迷う余白があるっていうか。

それしか選べないのはとてもストレスになる。

つまりわたしにとって定期購入ってのはそういう感覚に近い。

割引きかなくてもいい、そのぶんの差額で精神的余裕を買っている、って形になるのかも。

 

似たような話として、直前より数カ月前予約で10%オトク!みたいな旅行関連のチケットやら宿の宿泊やらがある。

思い付きで行動する我々には縁がないが、かなり得になるらしいとは聞いている。

たしかに当日その場で買って食べて泊まってってなると、どう考えても割高だとは体感済。

それでも、何も定めない完全なる自由を行動の中心に据えると、それも致し方ない。

 

自由というのは高くつく。

 

箱買いしてちっとも減らない種類の飲み物なんか見てると、人間って不思議だなと思う。

家に帰りゃごんまりあるのに、中身の味なんざたいして変わりゃしないのに、外に出れば類似品を自販機で買ったり、コンビニコーヒーをウキウキしながら淹れてたりする。

視覚とか環境とか、いろんな要素が手伝って飽きるんだろうな。

 

お得感に乗せられて定期で不自由を感じるなら、高くついても不定期でいい、自由を買いたいのさ。

 

もっとも、賢く節約している人たちは、そうして貯めた金で将来の自由を買わんとしているのかもしれず。

 

ま、わたしは明日のことなんて考えられんから、これでいいんだろ。

 

***

 

はーなんか久しぶりにどうでもいいオブどうでもいい話を書けてちょっとすっきりしたわ。

もはやここではどうでもいいことしか書かなくなってますし、これからますますそうなります。

なので、別のところに放置してた読書メモとグルメ系ブログをはてなに持ってきて一括管理することにしました。

 

さしあたり向こう2週間くらいは過去記事織り交ぜて毎日更新です。

以降の更新頻度はわかりませんが、それぞれ独立してちょっとお行儀よく(自分比)書こうかと。

よかったら時々覗いてやってください。メニューバーからも行けるように設定してあります。

 

   

 

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