ひと段落~だいじな友人たちとの時間

 

新しい職場へ移って早や1か月とちょい経った。

全然慣れない。

もう1か月経ったの?まだド新人なんだけど。

 

 

とはいえ生活はだいぶ落ち着いてきた。

作業自体は楽しいし、まだまだこれから学ぶべきことが山ほどある。

というわけでお仕事関連の話はおいおい書いていくとして。

 

 

ドタバタしていたついでにこのひと月あまり、暮らしぶりが変わった節目にちょうどいいので、大事な友人や大事にしたい友人たちと集中的に会った。

そんな散らかしつつの記録を自分のために書いておく。

 

 

皮切りになったのはファミレス時代に背中合わせで働いて楽しかったSさん。

わたしが辞めて以降お会いしていなかったので、2年ぶりくらいになっちゃうのか。

それでも連絡が取れて、無事会えたのはほんとにラッキーだったし嬉しかった。

彼女もその後ファミレスからは離れたが、今度は和菓子屋さんで活躍中とのこと。

客商売を愛する同志としてほんとに意識が近い方で、お話していてものすごく楽しかった。

彼女と話していると自分の培ってきた接客ノウハウの諸々が間違っていなかったんだという答え合わせができるし、バイタリティが半端なくて刺激を受けまくり。

ちょっとドジでお茶目なところがまたチャーミング。

 

Sさんに触れた記事はこちら

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いつも遊んでくれるIちゃんとは、今回は一カ月程度の短いスパンだったがお付き合いいただいた。

自宅から近いイタリアンにチャリで…の予定だったが満席で入れず、急遽もう少し足を延ばしてロシア料理のお店になった。

ずっと前から行ってみたくて気になっていたが、ご時世的にみんなシビアにロシアを(韻を踏んだわけではない)敬遠しているのか、ランチタイム時客は我々以外誰も来なかった。なんだか胸が痛かった。

とはいえいわゆるロシア料理をがっちりゆっくり堪能でき、貸し切り状態だったため店主のロシア人女性ともお話ができて、たいへん興味深かった。

ロシア人と触れ合ったことはなかったので独特の雰囲気に戸惑ったが、それもまた面白い。むやみにニコニコせず、マジメで堅苦しい印象。といって別にめんどくさいとか思ってるわけではまったくなく、真剣で誠実、そして愛国心は随所に垣間見えた。

このお店はまたぜひ行きたい。店内ではロシア雑貨類も扱っていて、毛皮のコートも4万くらいで売っていた。冬場だったら買いそうな自分がいた。

もう一軒和洋折衷の変わった雰囲気のカフェを掛け持ちしてお開き。

相変わらずIちゃんとのランチは冒険が多くできて楽しい。

 

Iちゃんは言うまでもないが大好きな友人

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すばらしいタイミングで連絡をくれたHさんとは、近所のご縁もありこの先長い付き合いになりそうだ(願望込)。

もともとタイプも遠く嫌われてんのかなくらいに思っていたのでアプローチも控えめにしていた。懐に入って来てくれるまでだいぶ時間がかかったが、その後何度かうちに足を運んでくれて、ぐっと距離が縮まった(主観)。

本という趣味を通じて今後も肩肘張らないお付き合いが続くといいな。

 

Hさんは絵がすさまじくうまい

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カツカレーの同僚Tちゃんはその後うちに遊びに来てくれた。

お店のあとあわただしくランチをすることが多かったが、やっとゆっくりおしゃべりできた感じ。

彼女はとても人懐っこくて誰とでもすぐ仲良くなれる、ように見えて、しっかり線を引くところは引く人。聞き上手で、意外なほど慎重で、かつ率直。

まだまだ開いていない引き出しを多く持っている、かわいい人だ。

今後彼女がカツカレーを続けるにしてもそうでないにしても、長くお付き合いが続くと嬉しいな。

 

Tちゃんはカツカレー同期

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去年末長年勤めたコーヒー屋が閉店してからEちゃんはしばらくフリーライフを満喫していた。

相変わらずすさまじいアクティブぶりで、思い立ったらどこへでも出かけていく。

写真のスキルもやたら高く、あっちの花こっちの寺社と出先で撮った写真がどれも見事で、インスタにアップされるのをこっそり楽しみにしていた。

Eちゃんはちょっと住まいが遠いので、ランチというと遠征してもらう感じになっちゃうのが毎度申し訳ないのだが、つい甘えてしまう。

 

今回はわたしの家からチャリで30分くらいのお店に決定。

アホみたいに暑い日で、じりじりと太陽が体力と水分を奪っていく。

道半ばで建て直したばかりらしい病院を見つけ、もう使われていないらしい旧いほうの病院入り口に木陰と自販機があったため涼を取らせてもらうことにした。

ポカリをがぶ飲みしてひと息ついていると、明らかに使っていないような年季の入り過ぎた木の扉がギシギシと音を立てだす。

!?

ギギギ…と不気味な音を立て扉がゆっくりと開いた。

「だいじょうぶですか?」

中から顔を出したのは看護師さん。

うーわービックリした…絶対使われてないと思ってたよこっちの建物。

「す、すみません、ちょっとあまりに暑かったので涼を取らせていただいてました」

「暑いですものねえ」

こっちが不法侵入で不審者なのは間違いないのにお優しい対応ありがとうございました。

でも焦ったわー。

 

Eちゃんと過ごす時間はほんと楽しくて毎回笑い過ぎて腹痛い。

彼女は次は何をするのかな。わがことのように楽しみ。

 

安定のEちゃん

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レタス仲間たちともランチに行ってきた。

遠方在住の仲間がわざわざこっちまで遠征してくれることになり、ほかの仲間たちに声をかけて参加を募り、5名での開催。辞めて以来会えてなかった人も多く、楽しみ。

 

さて店をどこにしようか悩んで、面接に行った店をセレクト。

結婚式場の空き時間をレストランとしてオープンしているまだ新しいお店。

いっぺん客として行ってみたかったし、蹴っちゃったけど面接行ったとはいえほんの数十分だし、素知らぬ顔で行けばバレないだろ。

 

しっかりバレました。

さすが一流の接客人、顔ばっちり覚えてやがる…!

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「その節は失礼いたしました」

「いえとんでもない、ご来店ありがとうございます」

「今日はあいにくのお天気ですが」

「でもおかげさまで今日は満卓です」

「ご盛況で何より」

という微妙な距離感の会話が交わされた。

ドリンクサービスされてしまい、しれっとした顔で特別扱いですよとまで言われ、いたたまれない気持ちと接客人として尊敬、嫉妬、さまざまな気持ちがブレンドされてぐるぐるしておりました。

退店後に来店感謝のラインまで送ってくる徹底ぶり(面接時に連絡用に交換していた)。

うーん、さすがデキる男は違うな、イケメンだし←。

そういうのに触れると嬉しいとかスゴイとかより、チクショウって思っちゃうこの気持ちはなんなんだろうね。

 

そしてレタス仲間たちとのひとときはほんとうに楽しかったー!

場所を変えても時間が経っても、いっしょに工場内でレタスと格闘していた頃のテンションと距離感で話は弾む。とはいってもうち3名は現役なんだけど。

またレタスやりたくなっちゃうなー。種まきから収穫、梱包、納品まで全部の工程を見れるのはやっぱ楽しいもんね。

変な人、個性的な人も多かったので、また時々は可能なメンツで集まれると楽しいな。

お店とかだと人数が多くないからお付き合いはサシになることが多いけど、レタス工場はちょっと特殊な環境だったので、複数人数で会うのがすごく面白い。

レタスの会、また開催したいです。

 

レタスは過酷だったけどなんか妙に楽しかったな

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そんなわけでひととおり会える人で会いたい人には会えたかな。

バタバタしていた期間もこれでひと段落。

これからしばらくは判で押したような退屈な日々を存分に満喫したいです。

わたしは元来、平凡で退屈な毎日を愛する性質。

その中から見つけるちいさな驚きや喜びを拾って眺めて磨いて膨らませて面白がる生き物です。

時々故障はしますが。

つまり平凡を絵に描いたような人ってことだ。

 

そんなわたしと変わらずお付き合いいただいてる心優しい、そしてそれぞれに魅力的な友人たちに心からの愛と感謝を。

 

ありがとう、おいやでなければどうぞこれからもよろしくね。

 

 

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