先日久しぶりに古着屋でTシャツを何枚か購入した。
1枚300円とかで、3枚以上買うと以降は1枚100円になるという謎の価格設定のお店(税抜)。
服を買う趣味はまるでないが、こういうのは失敗しても痛くないので好き。
そのときに、はむぺむが昔の新日本プロレスのシャツを見つけたので一緒に買った。
ちょっとデザイン違うけどこういうやつ。そうそうこのライオンのな。
ちょっと買い物に行くときにさっそく着たのだが、その姿を見てはむぺむが
「イヤー。なんかイヤー。すっげえ頭悪そう!」(あくまでわたしが着た姿を見た個人の感想です)というので
「だいじょぶ、どうせほとんどの人はコレがなんの柄かわかんないよ」
と答えて、答えてからハッとした。
そういえば、こういうのの柄ってどのくらいの人が認識するんだろ?
どう言ったらいいのかな、マニアックなものほど同志を見かけたら嬉しいもんじゃない。
たとえばわたしはNFLが好きなんだけど、だいぶまえに新宿かどっかでスティーラーズのジャンパー着てる人がいて、おおーって内心思った。
思ったけどもちろん声をかけるわけじゃなく。
そういうふうに思う人って、何割くらいいるのかなって。
もちろん当たり前だがものによる。
シャアのTシャツならわかる人でも、アッガイのTシャツには気づかないだろうし。
わかんない人はどっちもわかんないとは思うけど。
そういうのって、デザイン云々じゃなくてコレクターズアイテム的な要素が強い気がする。
着ることが目的なんじゃなくて、買うことが目的っていうか。
えっとね、たとえばサザンオールスターズのライブに行ってサザンのシャツ買ったとして、着るのはたぶん次のサザンのライブで、じゃない?
西武ライオンズのユニフォーム買ったからって普通は日常では着ないじゃない。球場限定っていうか、せめて試合ある日だけ。
そういう感じ、なのかな?あんまよくわからんが。
わたしはいい年して日常使いの服が夏場はほぼTシャツなので、人のシャツの柄はけっこう見る。
でも他人は、特に女性はシャツの柄ってそんな見ないもん、な気がした。
女性は日頃の服にまずTシャツを選ばないし、アイテムとして好きな何かを買っても日常で着ないだろうしな。
たぶんいろんな世界の推しのグッズとかいっぱい買ってる人でも、普段は普通の服を着て、その関係イベントとかに行くときだけそういうのを身に着けるんじゃないかな。
だからもちろん、閉鎖的な空間=イベント会場とかでは人のシャツの柄とか見るんだろうけど。
男の人はその点、日常でもそういうものを身に着ける率は「女性と比べれば」だが高い気はする。
わたしはそういうグッズ的なものは、デザインとして好き。
対象物への愛ゆえでなく、日常着るものとして。
ウチのタンスにはアッガイのTシャツや、数年前にオタク川柳の入賞商品でもらったシャツ
(写真があったので載せてみた。これは一度も着ていない)
浅草の花やしきで買ったパンダのTシャツ、ラーメン山岡家でチケット50枚ためてもらったTシャツなどなど、普段ではなかなか着づらいシャツが揃ってる。
件の新日シャツもそのラインナップに仲間入りしちゃう気がする。
ていうか、こんな記事書いてたらますます着づらくなっちゃうな!
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服は買わない。もらう派(←派ってなんだ
人が少ないところですれ違うと見ちゃう。どんな環境で見かけるかも重要なのかも