なりたい肉食 なれない草食
毎日せっせと通う求職
毎日やむなく貰う給食
やっとつかんだ安定定職 仕事に打ち込み忘れる寝食
たまのランチはせいぜい定食
多忙の日々が精神侵食 デパート出かけてせっせと試食
いつのまにやら筋金吝嗇
近頃めっきり減った装飾 買わなくなった口紅新色
食べる喜びだけが増殖 暇さえあれば暴飲暴食
あきらかに肥え歪んだ面色
重い体が仕事に抵触 窓際上司が示す難色
とうとう免職これで無職
それも意外と好感触
***
過去記事を探していたら昔書いた詩のできそこないみたいなのを発掘した。
書いたのは10年以上前。
どうやら韻を踏むのが自分の中で流行っていたようで、こういう感じのがいくつかあった。
コンセプトはめちゃくちゃだが、どれも微妙にイタめではある。
でも音は面白かったし、完全に失われたと思っていたものを見つけることができて嬉しかった。
普段の絵だとそぐわないし写真探すのもめんどくさいので、試験的にそれっぽい絵を添えてのっけておく。
***
ランキングの応援をしてくださる心優しいアナタはこちらをクリック↓
過去の創作系。今後しばらく詩部門が増えるかも