これのつづき。
2日目朝。早起きして大阪城へ観光に。
母は足に不安があるため宿で留守番を選択。結果的にわたしはものすごい歩いたので、一緒に来なくて正解だった。
泊まってるアパホテルが真ん中へんに見える。
都会のど真ん中だねえ。
宿から大阪城公園までは歩いて15分くらい。
知らない街を歩くのは楽しい。
建築物が凝ってておしゃれ。NHKと歴史博物館。
こちらは大阪府警。公園の真ん前に陣取ってた。
園内に入るとお濠が。おお、城だねえ!(←?)
園内を歩き回ると遠くに天守閣が見えてきた。
橋を渡って城内へ。
お城ってそんなに行ったことあるわけじゃないんだけど(行ってても全然覚えてないんだけど)、堂々とした門構えながら出入口ってそんなに広くないんだよね。
防衛に適してるつくりになってるっていうか、戦ありきの建造物なんだなーって。
門の上のスペースには射手とかを置いておけるんだよね。
道中目つきの悪い黒猫に遭遇。しばし見つめ合う(睨み合う?)。
ぐるぐるとゆるやかな坂を上っていく感じ。上からはチャリンコの地元民たちがさっそうと降りてくる。
天守閣前の広場に到着。
ここでラジオ体操とかやっているようだ。すれ違った地元民たちはこれに参加してたわけか。
すぐ横にはミライザ大阪城というのがあった。
これ自体、もともとなんとか師団の司令部とかで歴史ある建物。
現在はレストランとか土産物屋とかの入った観光地用モールみたいに使われているようだ。もちろん早朝なので開いてはいなかったが。
天守閣は立派。そしてこころなしか派手。
それはイメージのせいもあるのかな。
どうしても秀吉の絢爛豪華なイメージがあるからね。
早朝なので中に入れなかったのは残念。
ここまでかなりのぼってきたから、上からの眺望はさぞや壮観なんだろな。
手前の電話ボックスみたいなやつがあとになって写真を見ると気になった。
見たときは気にならなかったのでこれがなんなのか不明。
知ってる方いたら教えてください。
街のほうをのぞむと、広がるお濠と森。
うーん、城だねえ(なんだその感想)。
すこし下ってから見上げるといちいち迫力がすごい。
城の形状ってのはほんとにおもしろい。
降りてくると淀さんと秀頼さんの自刃の碑が。
早朝にもかかわらずきれいな花と線香があげられていて、ちゃんと管理している人がいるんだなと妙に感心した。
橋を渡って城を出ます。
極楽橋から天守閣を望む。
橋の名前が秀吉っぽくていいね。
しばし堀沿いに歩くと秀吉さんが現れた。
こちらが秀吉さんが祀られているらしい豊国神社。
神社自体はべつに派手さはなく。
にしても観光地に限らずだが、こういう寺社はほんと常にきれいに掃き清められていて、なんか不思議な気持ちになる。
という感じで大阪城を堪能したわけですが。
お濠のまわりはちらほらと早朝ウォーキングやジョギングを楽しむ地元の人たちもいて、印象としては皇居に近い感じかな。
皇居ランナーってほどではないけど、地元民にとってはそういうスポットなのかなって。
でも多少高低差が厳しい感じはした。
その散歩の終わりごろに、梅林にさしかかったあたりで。
梅の時期は見事なようだが、そのときは普通にうっそうとした林。
せっかくなので奥まで見てみるか、と足を踏み入れようとすると、カラスがものすごい勢いであきらかにわたしめがけて飛んできた。
うわっ、なんだ?
思わず頭をかばい前傾姿勢で走り抜ける。
カラスはしばらくわたしを警戒するように頭上を旋回。
子育ての時期か、巣でも近くにあるのかな。
ここを通ると攻撃されるなら別の出口を探そう。
林を少し奥まで歩いて、地元の人と出会う。
別の出入口があるか尋ねると、いま入ってきたところだけだと言う。
この人たちが大丈夫だったんならわたしも大丈夫だろうとさきほどの出口へ向かうと、またもやカラスは威嚇の声を出しながら襲い掛かってきた。
うわーごめんなんもしないよ!
思わず妙な声をあげながら走り抜けるが、カラスは執拗にわたしに向かって飛んでくる。
抜けた先には散歩の地元民がちらほらいたが、彼らは不思議そうな顔でわたしの様子を見ている。カラスは彼らには目もくれない。
なんだよマジでわたしなんかした?なんもしないよ?
で、はたと思い当たった。
散歩に出たときは白いジャンパーを着ていたのだが、途中暑くなってそれを脱いで黄色いTシャツ姿だったわたし。
黄色に反応してんじゃないのかコイツ…
逃げるようにその場を離れたので真偽のほどは定かでないが、今後カラスの繁殖期には黄色い服はやめようと強く思った出来事でした。
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もう大阪城関係ない話になっちゃったな。
大阪記は後編へ続く。