TOP絵は使い回しのカット的落書きで、本文は過去ログから手を入れずそのまま移植。
だいぶ昔に書いたものなのでいろいろヒドイですが薄目でお読みくだされば幸いです。
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のび太って、つくづくダメなヤツだ。
話の都合上たまにいいヤツや勇敢なキャラになったりもするが、基本的にはもうジャイアンと一緒に追っかけまわしたいくらいのダメっぷり。
あれはやっぱ、「ドラえも～ん」って泣きつけるからだろう。ドラ自身は「のび太くんが一人前になるまで守ってあげる」くらいのスタンスでいるのだが、お前の存在がのび太をダメにしてるんじゃい。
まあ漫画の中の話なのですごくどうでもいいのだが。
あまりにも一般に浸透してるために、実に頻繁に会話にのぼる。
もはや「漫画」というジャンルではなく、「ドラえもん」というオリジナルブランドだ。
「タイムマシンがあったらなあ～」
「スモールライトがあったらなぁ～」
「どこでもドアが…（以下略）」
よく考えてみると、そういう方向に思考が行った時にドラえもんにぶち当たり、思考が止まってしまうことがよくある。
あ、なんかドラえもんの存在はアタシにとっても邪魔な気がしてきた。
ドラのせいでアタシものび太並みにダメになってるんだ、きっと。
アタシの部屋が散らかってるのも、買ってきた野菜の足が早いのも、テレビのアナウンサーが噛みまくってるのも多分ドラのせい。
アイツの存在自体が罪。（サン＝ジュスト風）
っていうかだから、漫画なんだってば。
