ときどきお店で夜の手伝いに呼ばれるのだが、わたしは基本昼の人のため、あらかた片付くとさっさか帰宅する。
いやそれは昼でも一緒だが。やることないのにいても無駄に人件費かかるだけだし、ピークが引いたら残りの仕事量と状況を見てとにかく帰りたがる。
特に夜は、料理の提供が終わってラストオーダーが済めばもうやることは少ないので、宴もたけなわなお客さんを横目にそそくさと店をあとにすることが多い。
ただ、当然宴会中は何度も顔を合わせるので、帰り際に私服に着替えた後(といってもわたしは上着を羽織る程度)ばったり廊下で会ったりすると非常にばつが悪い。
だいたいもれなく出来上がっているのでもう帰るのかと絡んで来たり、満面の笑みでお疲れ様と言ってくれたりいろいろだが。
先日のお客さんは軽いやりとりのあと、「お気をつけて」と上品な笑みを浮かべたままわたしが立ち去るまで見送ってくださった。
いやこれ逆だって逆!
客商売ってのは、勤務時間外(または場所外)の客への対応の方が難しかったりするよね。
共感してくれる人けっこういるんじゃない?
逆ネタ