はむぺむは仕事柄スーツに縁がない。
年間で着る用事はたぶん多くても3~4回。
たぶん5年以上くらいまえに、いわゆる紳士服量販店で2着買うと2着目1000円!みたいなので買ったが、それからだいぶ肥えてしまい、ズボンがキツイ有様に。
その後に1着すごくいいスーツを仕立ててもらったが、さすがにそればかり着てるわけにもいかないし…というので、先日スーツが必要になった前日夜に急遽紳士服量販店へ買い物に行った。
そんないい服を買うつもりもなかったのだけど、コートもシャツもって買い足していったら結構いいお値段になってしまった。
パソコン買う予定がまた延びてしまう…。
はむぺむは太っているというよりは体つきががっちりとしていていわゆる「恰幅がいい」ので、スーツ類がとてもよく似合う。いやもちろん身内びいき込だけど。
なので楽しく彼のお買い物を堪能したのだが。
裾上げをしてもらっている待ち時間に店内を見て回ると、いわゆる「礼服」が目に入った。
お葬式とかに着るようなやつ。喪服とも言うね。
わたしが現在持っている礼服はたしかハタチくらいの頃にしかも通販かなんかで買ったものだ。
数年前の父の葬儀時にもそれを着用した。
そんな新調するもんでもないし、うきうき選ぶようなもんでもないもんね。
でも、さすがに20年前のわたしが選んだだけあって、これスカート丈が短い。
膝が出ちゃう。
意識せずに着てたけど、ちょっと冷静に考えると40女が膝出し礼服ってどうかと。
親父の葬儀時にすでに35はすぎていたので、そのときから気にはなっていた。
べつにいいのじゃなくていいし、デザインとかもこだわる必要はない。
なにより着る機会なんて極端に少ないし、ないに越したことはない。
とはいえ必要なときは絶対あるわけで。
いずれ買わなくちゃと思いつつ、いざそういう機会があってからだとあまりにもイヤだし、かといってわざわざそれを買うためだけに買い物に行くのもイヤだ。
こんなに買うタイミングの難しい服ってほかにないんじゃなかろうか。
ちょうどいい機会!これを逃したらまたたぶんずーっと買えない!
というわけで、膝が隠れる程度の礼服を「ついでに」一着購入しました。
おめでたい用事なら準備もウキウキできるけど、特に葬儀関係品って意外と揃えるのが大変なんだよね。
準備万端しておくとそんな自分がすごく嫌だし、かといってなきゃないですげえ困るし!
使う用事は、できるだけこの先も、あまりないことを願いたいものです。