サプライズ的なものとはとんと縁のない人間です。
仕掛ける方も仕掛けられるほうも。
でもどっちかっていうと仕掛ける方が好きです。
自分がやられるとテンパっちゃって、ロクなリアクションもできないからさ。
以前とっ散らかったのはもう4年前の話
基本的にわたしはもちろんはむぺむもそういうの好きなタイプではないので、完全に油断してました。
誕生日前日の夜はブラジル料理を楽しみました。
楽しい食事のあとは、ときどき行くお勤め先関連のバーへ行きたいとはむぺむのリクエスト。
ほぼ身内みたいな感じなのでカウンターに陣取って、ほかの常連さんとしばしご歓談。
わたしはアルコールがいけないくちなので、ジュースやお茶をがばがば飲むため例外なくトイレが近い。
そうしてお客さんが引け、常連さんも去り、内輪だけになった頃に日付は明けていた。
もうすっかり自分の誕生日なんて忘れていた、何回目かのトイレから帰ってきて席に着くと。
突然バースデーソングの合唱と、フルーツの盛り合わせに線香花火を挿したものがわたしの目の前に置かれた。
これに線香花火を両側に挿して、はむぺむ+スタッフ全員でバースデーソングを。
こういうやつ。スパークしてた。若干焦げ臭かった。
いやービックリした。
そしてめちゃくちゃいたたまれなかった…!
いや嬉しいよ?そりゃものすごい嬉しいけども。
祝われてる間じゅう顔を手で覆ってたよ。
至極まともな受け答えしかできないくらいてんぱってたよ。
もうなんか、恥ずかしい…!顔の筋肉どころか全身の筋肉が崩壊するよ。
自分がスポットライトを浴びることに慣れてないんです。
「わたしを見て!」ってギャーギャー言うくせに、いざ見られると物陰に隠れちゃうようなチキンな生き物なんです。
あとね、数時間前まで「明日は誕生日」なんてはしゃいでたくせに、すっかり忘れちゃう自分の脳構造が極めて心配になった。
我ながらビックリしすぎ。
世の中のいろんな、特にヒトの行動の観察は結構注意深いつもりなんだけど、こと自分に関してはてんでダメだ。鈍すぎるっつーかスキだらけっつーか。
まあ思い返してみれば若い頃からずーっとはむぺむにはそういう意味で「だしぬかれる」ことばっかりだったし、わたしが鈍いというよりはむぺむがそういうことをしれっとするのが巧いひとなのだろう。
うむ、そういうことにしておこう。
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ツイッター、ブクマ、コメント等からたくさんの誕生日おめでとうをほんとうにありがとうございました!
無精者にもかかわらず飽きず懲りず見放さず温かい言葉をかけてくださるアナタはほんと神です。天使です。愛してる。
自称社交派のくせして友達全然いないからさ、メチャクチャ嬉しかったよ!