本日の記事は表題通り母が受けた胃カメラ検査及びそれによって発見されたピロリ菌についてのお話です。
当記事は医療や病気、薬剤に関する知識を持つ者が書いているものではなく、かつ、医療行為や薬剤についての批評をするものではありません。あくまで受診した個人の感想及びそれを見ていたものによる感想です。ご承知おきくださいまし。
前回、入院して大腸内視鏡検査を受けたもののまったく問題のなかった母。
原因を突き止めるべく、次は胃カメラとなりました。
メチャクチャ嫌がっていましたが胃部の不快感が気になったようで、しぶしぶ受診を決めました。
今回は入院の必要はなかったものの、前日夜21時以降は絶食。
朝いちばんで病院へ向かう母のお伴をいたしました。
御年78の母、胃カメラも人生初だそうで。
スゲーキツいんだろうなーと思ってたらやっぱりキツかったみたいです。
医者も相当てこずってました。
どうにか三度目の挑戦でカメラを内部に入れることに成功したそうな。
母は前回にも増して痛がり苦しがり、もう二度とやんない!と声高に涙目で宣言してました。
で、見たところこれと言って大きな異常はないと。
年相応になっては来ているけど、内部に傷んでいる個所もなく、できものの類もない。
強いて言えば逆流性食道炎気味だから、それのせいで腹痛が起きるのではないかとは医者の所見。
大食い、早食いは避けてくださいねと指導を受けた。
「あと、念のためピロリ菌の検査をしていますから、結果が出るまで1時間くらい待っていてくださいね」
まあとりあえず、大きな異常がなくてよかったね。これからは食事はゆっくりしないとね、なんて話しながら無事に検査を終えた母と待合室で待つこと1時間。
検査が終わったらしく母が呼ばれた。
診察が終わって出てきた母の手には何やら見慣れぬパンフレット。
その紙には「ピロリ菌について」と書いてある。
「なんかね、ピロリ菌いたってよ」。
えええー、マジか!?
いやいやちょっと待て、そもそも名前は有名だけどピロリ菌って何よ?
母がもらったパンフレットを読み、スマホでピロリ菌を検索しまくる。
感染予防方法も感染経路もいまいちわからない、けど、いまどきは薬で除菌ができるので、それほど怖い菌ではなさそうだ。
それにしても調べる限りではだが、母が感染した可能性としては相当昔ってことになるんじゃないか。
長いこと胃の中にいたとしたらもうとっくに悪さをしていてもおかしかないのに、これまで一度も胃の不調を訴えたことはなかった。
そんなに長い間潜伏していたのかね。
とにかく薬で殺せるとのことだったので、薬をもらって終了。
7日間かけて1日3回、1度にカプセル4つくらいを飲む。
それから4週間後くらいに除菌が出来たかどうか確認し、除菌できなかった場合は同じ行程を繰り返すそうだ。
1回目の除菌成功率は75%とも90%とも。
長く胃の中で飼っていると胃炎や悪い場合は胃がんなどにもなりかねないらしい、ピロリ菌。
早期発見早期駆除が大事だね。いまどきはそんなに多いものではないハズなんだけど。
母がそうだったとなると、当然わたしも疑わないといけなくなる。
彼女がいつから保菌者だったかはわからないけど、生活を一にしていた時期があったわけだから、わたしの中にもいるかもしれん、ピロリ。
まったく疑わしい自覚症状はないが、長いこと母だってそうだったのだ。わたしもそうでないとは言い切れない。
すんごいやだけど、次の健康診断では胃カメラを受けておこうと思っておる次第です。
いやーしかし、ピロリ菌ってなんかこう、名前がアレだよね。
ヘンなテンションになって連呼してたわ。