もう終わっちゃいますが、アジア大会楽しみに毎日見てます。
甲子園も面白かったし、やっぱスポーツは楽しいねー。
さてきょうはそのなかでもご紹介したいというか、勝手に暑苦しく語りたい競技があります。
ご存知の方も多いとは思いますが、キング・オブ・アスリートと呼ばれる十種競技。
通称「デカスロン」。
ちなみに女性は七種で「ヘプタスロン」と呼ばれます。
恥ずかしながらわたしはこのデカスロンというモノ自体大人になるまでまったく知りませんでした。
知ったきっかけはこの漫画。
漫画としてももちろん面白いのですが、題材として扱われている十種競技というものがほんとうにすごくて…
十種競技とは
2日間で合計十種の陸上競技を行い、その合計得点を競う
1日目
100m・走り幅跳び・砲丸投げ・走り高跳び・400m
2日目
110mハードル・円盤投げ・棒高跳び・槍投げ・1500m
*投擲種目や跳躍種目は3回ファウルの場合無得点となる
専門の選手を見ればわかるが、たとえば投擲種目の強い人はパワー重視のため筋肉量も多くなり、跳躍種目が苦手になる。逆もしかり。
しかも短距離から長距離までまんべんなく走れなければならず、それをたった2日間でこなすのだ。
これをキングと言わずして何をキングと呼ぼうか。
先年のリオ五輪で2連覇を果たしたのち引退を表明した超スーパーマン、アシュトン・イートンというキングが現在の十種競技世界記録保持者だ。
その驚異的な得点は9045点。だが、点数計算方式はわかりにくいので、単純にそれぞれの競技の記録と彼の記録を並べてみる。
どちらかというと投擲は苦手な部類と言えるかもしれないが、こうして見るとあらためてすさまじい数字だ。
くどいようだが右2つは「その1種目だけ」を専門にやってる人のなかでも世界一、ベストの記録で、イートンのそれは彼ひとりのベスト記録だ。
ハードルや400mは日本記録に迫る勢いだ。いかに彼がすごいかがわかる。
そしてアジア大会ではなんとこの十種で日本人の金メダリストが誕生した!
右代選手についてはこちら。
陸上競技自体は日本においては盛んなんだがそうじゃないんだか正直わかりにくいところがあるんだけど。
箱根駅伝とかマラソン類は国民性的にも好きだからカネになるんだろうけど、それ以外の競技者は案外と日の目を見ないと言うか、海外に比べるとあまり恵まれてる感じはしない。
ダイヤモンドリーグとかもっと盛り上がってくるといいのになあ。
ともあれ右代啓祐選手、おめでとうございます!
十種競技のおもしろさがほんのちょいとでもご理解いただけたでせうか。
さてアジア大会も残り数日。夏も終わるね。テレビの前で応援してるぜ!