昨日の記事の延長戦。
たぶん長くなるし熱が上がって喧嘩腰になってたらすまん。
「男と女はいきもののつくりとして違うもの」という話を自分じゃ書いたつもりだったのだけど、読む人によっては不快だったかも。言葉足らずで失礼しました。
わたしが男女を区別する理由ってのは根源的な話で、そもそもなんで男女っていう2性別が存在してるのかってとこまでさかのぼる。
オスがいてメスがいるから繁殖が可能。
オスが種だけまき散らすような種族もいれば、オスメス協力して子育てをする種族もある。よその巣に卵産んじゃうような種族がいたり、オスを食って子育てするメスがいたりする。
そんななかで、さて人間は。という視点から思考がスタートしてる。
まあ正直、子供のひとりも授かれずにいるわたしが話したい話題じゃないが。
胸が痛いっす。
男のほうが身体が強く大きい(長期間的に見てという意味ではない)。
女だけが子供を孕むことができる。
ほかの動物はどうか知らないが、人間という生き物においてこれは長い間事実だっただろうし、いまなおそれは続いている。
長らく男尊女卑にさらされてきた、とくに女性諸君に力説したいのはここの部分。
「差別」はされるべきでないけど、「区別」はされてしかるべきだ。
「性差」じゃなくて「性別」なんだから。
どっちが上とか下とか、どっちが何をすべきとか、ではなく、違うものなんだということは間違いない。
LGBTなどの少数派の話はまったく趣旨と異なるのでここではあえて触れない。あくまで「大半の」話。
いきものとして違うつくりなのだから、当然自然とおさまるべきところにおさまるだろう。
要するに適材適所、向いてるところに「大半は」おさまるだろって話。
こうやって言うと
「女が適材適所におさまれないのは無能で自己中な男どものせいだ!」
って声高に言う女性がたぶん相当数いる。
火に油になっちゃうかもしれんが、こういう発言も女性に社会性がないって証明になっちゃうんだよね。
女は黙って家を守っとれなんて言うつもりは毛頭ないけどさ。
女であるがゆえに得をすること、損をすること、できること、できないこと、ちゃんと識別できてるのかな、と。
「連れ添った男が無能だから女も働かなくちゃいけない!」ってヒステリックになっちゃう時点で正直どうかと思う。
あたりまえだが結婚も出産も義務じゃない。
「大半は」好きでやってる。てめえでやりたくて選んでるハズなんだ(くどいようだが一部の不幸な少数派はここでは触れない)。
それなのに、子供を持ってる女性は守られてしかるべき、って、女性自体がどっかで思ってる。
いやいやいや、その無能な相手も子供産むのも自分で選んだんだろ?
社会に貢献してるんだからみたいな顔で女性は守られて当たり前って思ってることこそ、差別だよ。自ら差別助長してどうするよ。
都合のいい時だけ女であることを振りかざすのはズルいと思うし、それこそが社会性のない証拠。
わたしは自身女だし、なぜ自分が女に生まれたのか呪うような気持ちだった時期も長くあった。
「女のくせに」「女だから」「どうせ女だし」みたいなことも結構言われて、それに対してトサカ立てて喚き散らしてた時期もあった。
ふざけるな、好きで女に生まれたわけじゃない。女だからって男に劣るものではない。
そこらの男以上に働いてみせよう。子供なんていらない、結婚なんて絶対しない。男に寄りかかって生きていくなんてまっぴらごめんだ。
いまでも男より自分を劣っていると思うことはない。
そして女でよかったと思うこともない。もっともこれについては出産という大仕事が出来れば考え方は変わるのかもしれん。
たとえば、能力も性質も条件すべてがまったく一緒の男女がいたとしよう。
あなたが人を雇う立場だったら、どっちを取る?
わたしは迷わず男を取る。
だって、人生と言う雛形に置いて女は高い確率で出産が伴う。どれだけ全力で育児等を夫や会社がサポートしたとしても、少なくとも数か月は確実に戦線離脱しなければならないだろう。
その間の補填の手間を考えれば、そりゃ男を取るよ。
女を取るメリットがまるでない。むしろここで女をあえて取る、ってのは「女性を差別してはいけない」意識が働いてるからなんじゃないかとさえ思う。
その意識はとても不自然だし、それこそが差別なんじゃないか。
極端な話、それがかりに戦場だったらって考えてみてくれ。
子供できたんで生まれるまで戦線離脱しますーって冗談じゃないだろ。敵は待ってくれないよ。
あとで戻ってくるんで場所空けといてくださいーって無理に決まってんだろ。その間に全滅しちゃうわ。
つまり、女であることですでに「社会においてはビハインドがある」のだ。
それは誰のせいでもない。くどいようだがそういうつくりなのだ。
それをものともしないで社会で男と対等に渡り合う女性をわたしは素敵だと思うし尊敬もしている。
それを不自然とか悪いとか言うつもりはまったくない。素直にすばらしいと思う。
そして男も男であるだけで大変だね、つらいねって言うつもりもない。
もはや少数派と言えないくらいの割合で「男である価値のない男」も増えた。
そんなクズみたいな男の肩を持つつもりはまったくない。
そんな一部の男らしくないクズみたいな男の話をするとキリがないくらい悪口が出てくるのでそれはおいておくとして。
男は男の役割を、とか、女は女の役割を、という話ではなく。
性別の違いをおたがいに理解したうえで、より効率的に社会が人生が回って行くように適材適所が叶えばいいなと、暇人は思っておるわけです。
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役割分担はないけど区別はある。そしてそれは差別とは全く違うもの。
と、わたしは思ってます。
言及はされてなかったけど、アンサーになるといいな。