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愚痴と文句と意見

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2匹でテレビのニュースを見ていると、はむぺむが報道の悪口を言い始めた。

このところずっとそうだ。よほど現行の報道各種にゲンナリしているのだろう、長年読んできた新聞も辞めて久しい。

 

大筋では同意できる話だ。

たしかにテレビや新聞の、とくに「報道」という点において衰退は著しいように感じる。

こまかいことはわからんが、切り口がみんな同じで偏っている。

まるで「反対意見や少数意見はネットであがるからいいでしょ」と言わんばかり。

 

どうせ投げるだけなら、なんの心象も印象も挟まずにただ淡々と事実を述べるだけでいい。そもそも本来報道はそうあるべきだし。

なのに妙に大衆感情に訴えるような報道をしたりする。考えること自体が面倒くさいのか、尖った切り口を提出して視聴者やスポンサーの逆鱗に触れることが怖いのかは知らんが、胸クソ悪い。

 

 

でも、なんだかその日ははむぺむのごちゃごちゃ言っていることが妙に許せなかった。

イライラしていたってのもあるのかもだけど、なんかこう「詮無いこと」すぎて。

 

 

あくまでわたしの勝手な分類だが、人が何か誰かの問題点について述べるときってのは大きく3種類に分かれる。

 

  • 愚痴
  • 文句
  • 意見

 

話す人のテンションやイントネーション、その人自身の日頃の行いやキャラクターなどで変動はするが、おおざっぱに言えば違いは以下のようになる。

 

この問題を例にしてみよう。

 

www.hampemtarutaru.com

 

 

愚痴

対象のいないところで対象に対するマイナスな出来事をただありのままに述べること。
悪口、陰口なんかもこれに近い。っていうか悪愚痴、陰愚痴って表記なんじゃないかと思うくらい。

 

メリット:余計な摩擦を起こさずにガス抜きができる

デメリット:何の解決にもならない上に聞かされてる人は最悪

 

例:わたしが家で「もーお店が忙しくてさー!人増やしてってなんべんも言ってんのに全然聞いてくれないし!目が回るような忙しさなのにお給料はおんなじってホントやってらんないよね!」ってはむぺむの前でこぼすのが愚痴 。
 

 

文句

対象に対して現在持っている不満を直接ぶつけること。ほぼ「否定」と「他者への攻撃」で構成されている。
陰まわってゴチャゴチャコソコソやるよりなんぼも手はいいが、めんどくさい人認定されるリスクあり。

 

メリット:状況を正確に当事者に伝えることができる

デメリット:めんどくさい人認定をされてしまうと文句の中身ではなく「文句ばかり言う人」というレッテルの上からしか見られないようになる

 

例:わたしがお店でMGRに向かって「もーなんでこんな忙しいの!わたしばっかり!給料も変わんないのにアホらしくてやってらんないよ!なんでこんな人いないの!いい加減なんとかしてよ!」って直で言うのが文句。

 

 
意見

対象に現在感じている問題点を感情的にならずに、かつそれに対する具体的・建設的な話を併せて伝えること。
「問題」と「解決」を常にセットで考えていれば自然とできる思考だが、世の中必ずしも解決できることばかりではない。
それでもマイナス面ばかりに目を向けるのではなく、常に前向きにプラス面もひっくるめて総合的にものごとを評価する。

 

メリット:対象者に問題と解決方法を提示できることで問題解決が近づく

デメリット:対象者によっては「めんどくさい人」「文句を言う人」といっしょくたにされる。また、具体的建設的な提案自体が難しい

 

例:わたしがお店でMGRに向かって「物理的に人手が足りなくて行き届いたサービスが提供できていない。可能であれば人を増やすべき。人を集めるためのコストが気になるなら店頭の張り紙を更新するだけでもいい。バイトやパートにも改めて声をかけて周知してもらおう。さらにそれによってわたし自身のシフト回数が減るのも構わない」と伝えることが意見。

 

 ***

 

ちなみに、件の「人足りない問題」はつい先日ひとまず落着した。

わたしが再三「文句」+「意見」を投げ続けたせいもあって、ありがたいことに店頭の刷新した張り紙を見て飛び込みで面接にやってきた変わり者がランチスタッフとして仲間に加わったくれたため。

長く続く仲間になってくれるかどうかはさておき、とにかくもアクションとアプローチを根気強く続けたおかげでそうなった好例。

 

***

 

さて先述のはむぺむの報道に対する「悪愚痴」。

聞くに堪えなかったのはそれが表記通り、純度100%の愚痴だったから。

 

彼は人の悪口は言わない人だ。仕事の愚痴もこぼさない。

言っても仕方のないことは言わない。そして彼のそういうところをわたしはとても尊敬している。

それだけに、提案も解決策もなくただただ報道への愚痴を述べ続ける彼が尊敬できなくて我慢ならなかった。

 

とはいえ対象物が「直接何かを言える存在」であるばかりではない。

報道相手に文句や意見を言えったって、届いてるのかどうかもわからない球を投げ続けることになる。ましてそれが政治やら経済やらってなったらなおさらだ。

そしてそれをじょうずに伝えるツールとして、インターネットは重要なのだろう。

それでもネット上にはわたしの書くものも含めて愚痴と文句が溢れてる。

そのなかから有用な意見を探し出すのはゴミの山から指輪を探すみたいな作業なんだろうな。

 

ちと話がそれたが、彼の愚痴を聞いて苛立ったわたしはそれを彼に伝えた。

「あなたは最近、否定しかしない」

 

自覚はあったようで

「俺も気を付けるからおまえも気をつけろ」

と言われた。

 

 

…うん、自分でも君に言いながら内心反省していたよ。

 

 

愚痴も文句も事象を正確にとらえて誰かに伝えるためには必要な手段、ではある。

ただそれに「建設的」「前向き」な思考という要素をプラスする、たったそれだけで聞く人の受ける印象も、残る感情も大きく異なってくるものなんだ。

 

 

せっかく刺身食うんなら、わさびと醤油も添えないとね!

 

 

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