食道楽の我が家。
正確にははむぺむが超絶激務人のため、食うくらいしか道楽がないから必然的にそうなってるんだけどね。
すこーしずつお仕事が落ち着いてきたのでリッチに外食。
記録残さぬ間に恐ろしいほどの速度で暦が過ぎていき、いまさらの記録。
行ったのどんくらい前だったかなー。1ヶ月?2か月?
その日の夕飯は、自宅からほど近い豆腐料理屋。
以前Iちゃんとランチで訪れたことはあるが、夜は初。
平日の夜とあってお客さんはまばら。
カウンターの中に職人が2,3人、ホールは外国人女性ひとり。
順不同だが食べたもの。もはや名称が思い出せないものもアリ…
いかめし…だったかな
さばの刺身だった気が
これなんだっけ。マジで思い出せん
はも!小骨全然気にならず丁寧な処理
あなごの白焼きふわっふわ!
なんかの白和え。豆腐屋らしい一品
なんかの味噌汁
豆腐屋といっても魚介が充実していて、その魚を調理する腕も確か。
なかなかよいお店、だったのだが、ひとつだけ残念だったことがある。
職人と女性外国人店員の会話。
「えー、刺身食べたことないの?」
「ハイ、食べたことないデス」
「国ではお刺身食べないの?」
「ハイ、生でお魚食べる事ないデス」
「食べさせてあげるよー、おいしいよ」
「ハイ、でもなんかこわくてあまり好きではアリマセン」
「うちの料理なら大丈夫だよ、きっと好きになるよ」
一見普通の会話、なんだけど。
提供してる品物を店員がまるで知らないって、なんかちょっと個人的には興醒めだ。
商品知識をばっちり持てとまでは言わないけど、せめて売ってるものの良さくらいは知っててくれないと、ねえ。
マックの店員が「ジャンクフードは体に悪いから食べたことがありません」って言ってたら食う気失せるじゃん。
「こないだ3枚1000円でスッゲかわいいTシャツ売っててさー」って話してる店員にアルマーニのスーツ勧められて買うか?
「えー、もう今の世の中車なんていらなくね?持ってたって維持費かかるだけだし、レンタカーで充分充分」って言ってるセールスマンから車なんて絶対買わない。
仕事中の私語、ってのはそれ自体、仕事を円滑にする部分もあるから否定はしない。
ただその「内容」は、思った以上に注意が必要だ。
飲食店勤務の、私語の大好きな、しかも無駄に声のデカイわたしは、営業中の私語のセレクト時に一応最低限「汚い話」「虫の話」「店についてのマイナスな話」は絶対しないように心掛けている。
動物の話や小さい子供の話も危険。どうしても自然とシモの話が入っちゃうから。当然病気関連も避けたほうが無難だ。
要するに、万一お客の耳に入って不快に思う話題はNGってこと。
そして客って意外と聞いてるんだよね。
そんなことを考えつつ、このお店にリピートはしばらくないなー、と思っちゃった。
外国人がいけないわけじゃない。会話自体も取り立てて非難されるようなものでもない。
まして料理はしっかりおいしかった。お値段はちょっとお高めだったけど。
たったそれだけの要素で、もうしばらく行くことないな、って思ってる自分がなんか逆に怖かった。
ああ、自分が店員の時はほんとによっぽど気をつけないとな。
そうして結局「私語はしないのが安全無事」って学ぶと、ヒトは私語をしなくなるんだろう。
でもわたしはやめないよ!そこに私語がある限り!(ナンダコレ