みんなが「Aだ!」って言ってるなかで「いや、ちょっと待て、もしかしてBかもよ?ってかBじゃね?マジで」って言うヒトの存在って組織ではとても大事。
めざす先の大多数が「A」であったとしても、確実にそこには少数ながら「B」が存在するのが社会のありさまというか、まあ常識。
だから、参考意見として「Bじゃない?」って言ってくれるヒトはとてもありがたいわけだ。
だがそれは目的が「常識と折り合う」ための組織である、ことが大前提。
わかりやすく言えば企業とか。
利益を求めるために社会の理解を必要とする、とでも言おうか。
組織は組織でも宗教とかになっちゃうと、「Bだろ?」って言うヒトはいきなりただの邪魔者になる。
そういうカタチの組織にとっては社会に自分達を合わせるのではなく、自分達側がスタンダードだと思ってる、っていうか思っていたほうが都合がいい、からな。
つまりだから、暴走しやすいわけだね。
異端児って、群れで生きてる人間には結構ありがたい存在なんだろね。