たまにIちゃんとランチに行く。
なかなか都合が合わず数ヶ月とかへたすると半年に1回くらいのペースになるが、ときどき時間を見つけてお付き合いしてくれる彼女にはとっても感謝。
毎回どこへ行くか迷うのだけど、今回は期間限定で営業している河村屋という漬物屋のつけものカフェ。
この漬物屋自体はけっこうな老舗で、我々が住んでる地域あたりではまあまあ幅を利かせている。
スーパーに行けば購入できるものもある。ちなみにおつとめさきでも使っている。
イベント的なカフェだし、店舗もけして便利な場所でなくひっそりとしたイメージ。
そんなに人もいないだろうとタカをくくって出かけてゆきました。
当日は快晴。自転車でお出かけするにはよい陽気。
開店5分前くらいにお店に到着。
看板も年季が入ってます。建物もいわゆる古民家風?
なにやら女性が数人お店の前におりました。
もしかしなくても開店待ってる…!?
開店からものの十数分であっという間に満席。
席数が少ないってのもあるけど、それにしても驚きの人気ぶりでした。
みんな目ざといっつーか、どこで知るんだこういう情報、自分も含めてなんだけど。
そして店内女性率100%ってのもすごかった。
お店の前は庭園風に整えられている。
それほど行き届いてる感じではないけど、さりとておっぽらかしってほどでもない。
なんかいたしね。たぶんメダカ。もしくは金魚?
こういうところで飼うものについてほかに思いつかないだけなんだけどさ。
店内は薄暗くけして広いとは言えない。
テーブルやイスも古くて固くてお世辞にも居心地がいいとは言えない。荷物置きすらない。
そういうのも雰囲気的には合ってるって言えなくもない。
でも天井は高かったかな。建物としては古くて豪勢なイメージだった。
そしてお食事。3種類のプレートからひとつずつ選んで注文。
まずはドリンクとスープが出された。
このスープ、ミネストローネ風なんだけど玉ねぎがお漬物なんだそうな。
使われていたのはたぶんコレ
なるほど言われればたしかに漬物なのかも。
ちょうどいい酸味やらが溶け出しておいしかったです。
そしてプレート、わたしはオムライス。
Iちゃんはベーグル。
すっげどうでもいいけどベーグルって定着したよなー。出てきたころはぜったい一瞬の流行りで終わると思ってた。
いずれもお料理の中になにかしら河村屋の漬物が使われていたようす。
いや、わちき申し訳ないくらい味オンチの阿呆じゃけえ、途中から食べることに熱中してどれが漬物だったのか探すの忘れてたわ。
とってもおいしかったです、ハイ。
デザートは酒粕だか麹だかを使った、なかなかインパクトのある一品で。
まさに和と洋の融合というか、漬物カフェならではの技あり一本というか、なにげにこれがいちばんおススメです。
食事を満喫後、併設の漬物屋に立ち寄ってお買い物。
わたくしはここの長いものファンなんです。
ぜんぶはむぺむに食われましたけどね。