今週のお題「お花見」
例年よりだいぶ早くに咲いた気がする桜。
咲く直前に木が赤く染まるのはなんだかわくわくするけど、咲き始めるとほんとうにあっという間。散るのもあっという間。
そのあまりに短い時間に毎年なんだかそわそわした気持ちにさせられる。
なんかこう、人生は有限でとても短いんだよって言われているようでさ。
花にそれほど興味はないほうだが咲いてるのを見ると人並みにおおスゲー!まぁステキ!とは思う。
桜の下に飲食物を持ち込んでバカ騒ぎといういわゆる「お花見」はここ数年、いや十数年、あるいはよく考えたらいっぺんもやったことない気がするが、缶コーヒー飲みながら桜を見上げたりダンゴを食いながら桜を眺めるくらいは例年する。
うん、言うまでもなくぼっちでね。
ひとりで愛でても桜は桜だし。さ、寂しくなんかないやい!
はむぺむが相変わらずスーパー激務のため、一緒に桜を愛でられたのは今年は1分くらいでした。
時間があったとしてもそんなもんかもしれんけど。
どのみちそれほど興味はないようだ。
お花見ってのは不思議な文化だ。
桜の下で飯食って酒飲むだけなのに、なんであんなに狂騒を感じるのだろう。
それはたぶん、桜という花の特殊性に拠るところがあるんだろう。
あんなでかい図体で365日のうちたった7日弱がやつの輝く時間。蝉以下。
実を成すでも種を残すでもない。もちろん成すやつもいるが、観賞用に人間が植えたやつらは季節を知らせるために花を咲かせるだけだ。
毎年毎年、春が来ると律儀に花を咲かせて散らす。
なんともいえぬ無為で儚く悲しい性質の桜だからこそ、人間はそこに自分を重ねあわせて狂ったように酒を煽るんだろうな。
わたしは体質的にお酒が飲めないので、だんごをもむもむしながらアホ面で「桜キレイだなー」って眺めてるくらいで幸せです。
花より団子って言葉考えた人天才だと思う(←?